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アートネイチャー、5月13日開催の小児がんの子どもたちを応援するイベント『ゴールドリボンウオーキング 2023』に今年も協賛

毛髪に関する総合サービスを提供する株式会社アートネイチャー(本社:東京都渋谷区。五十嵐祥剛代表取締役会長兼社長)は、2023年5月13日(土)に東京・お台場のシンボルプロムナード公園などで開催される、小児がんの子どもたちを応援するイベント『ゴールドリボンウオーキング 2023』に今年も協賛しています。
「当社では、“ふやしたいのは、笑顔です”をモットーに、1967年に会社設立以来、毛髪文化の創造に取り組むとともに、お客様の社会における活躍を支援し、クオリティオブライフ(QOL)の向上を目的とした様々な社会貢献活動に取り組んでいます。これらの取り組みの一環として、2018年より『ゴールドリボンウオーキング』に協賛しています。今後も全ての人々が笑顔で活躍できる環境づくりを推進することで、常に豊かで潤いのある未来の実現を目指してまいります」(同社)
 

『ゴールドリボンウオーキング 2023』の概要は以下の通り。
■開催日時:2023年5月13日(土)10時~13時30分(予定)雨天決行
■会場:東京 お台場・シンボルプロムナード公園 セントラル広場およびその周辺
■期間:2023年3月23日~4月21日(金)23時59分
■参加費用:大人1500円(オリジナルバッグ付き)小中学生:700円(オリジナルバッグ付き)未就学児無料(オリジナルバッグ付き/当日先着)
■選べるコース:約5キロコース/約3キロコース
■公式サイト:https://gold-ribbon.jp/index.html
■主催:ゴールドリボンウオーキング実行委員会

同社によればゴールドリボンウオーキングとは、2007年に東京からスタートした小児がんの子どもたちとその家族を応援するチャリティイベント。小児がん支援のシンボルマークである“ゴールドリボン”の存在と、小児がんという病気を理解していただくキッカケになるべく、たくさんの参加者とゴールドリボンのグッズを身に着けたウォーキングでその存在を伝えています。これまでに、東京・大阪・福岡・京都で開催し、のべ54,000 人以上が参加・支援しています。
ちなみに同社がこれまで展開してきたイベント以下の内容です。
◇リトルウィング・ワークス
円形脱毛症、けが、火傷、放射線治療、化学療法などの原因によって髪を失ってしまった子どもたちが、自信と希望をもって笑顔の日々を過ごせるよう、ウィッグを無償で提供する支援活動「リトルウィング・ワークス(LWW)」を1998年より展開しています。これまでにウィッグをプレゼントしてきた子どもたちは約6,400人(2022年4月1日現在)。リトルウィング・ワークスという言葉には、子どもたちの“小さな翼のはばたき”を応援したいという願いが込められています。
◇ピンクリボン運動
2008年より女性の健康をサポートする社会貢献活動のひとつとして、より多くの方に乳がん検診を受けていただけるよう、ピンクリボン運動を積極的に推進しています。お客様に寄り添い、乳がん検診の大切さを伝えるため、認定NPO法人乳房健康研究会が主催するピンクリボンアドバイザー認定資格取得を推進、556名(企業としての認定資格取得者数全国No.1:2023年2月1日現在)が同資格を取得しています。
◇アートネイチャーから医療用ウィッグ『アンクス(ANCS)』紹介
病気や治療によって髪にお悩みを抱えている方が、安心して日常生活をお過ごしいただけるよう、お客様のご希望を伺いながら、豊富なバリエーションとスタイリング技術で、理想のスタイルに仕上げるセミオーダーの医療用ウィッグです。ご相談は病院やご自宅、全国253(2022年3月末現在)のサロン・店舗にて対応が可能で、専任スタッフが、お客様の髪のお悩みやご不安にしっかり耳を傾け、質の高いサービスをお届けいたします。詳細は、https://www.julliaolger.jp/ancs/で。

「メタバースだから気楽に話せる」30~40歳代のがん患者が座談会
インテージヘルスケアなどが、新たなインタビュー手法で開催
株式会社インテージヘルスケア(本社:東京都千代田区・仁司与志矢代表取締役社長)とmonoAI technology(モノアイテクノロジー)株式会社(本社:兵庫県神戸市・本城嘉太郎代表取締役社長)は、30~40歳代のがん患者を対象にメタバースプラットフォーム『XR CLOUD』を活用した座談会を開催しました。


メタバースとは、インターネット上につくられた仮想空間のことを指し、一方、アバターは仮想空間上で利用者の「分身」のように表示させるキャラクターのことです。インテージヘルスケアでは、背景と目的について次のように説明しています。
「これまで、さまざまな疾患の患者を対象とした調査を実施しており、近年は対面に加えてオンラインでのインタビューも増えています。今回、がん患者を対象とした座談会をメタバース上で実施。『自身の姿を他者に見せたくない』『プライベートな話題は話しにくい』などの不安が参加者にある場合の新たなインタビューの手法として、メタバース座談会の有用性を確認しました」
 <調査概要と参加者の感想>
同社によれば、座談会は2回に分けて実施され、テーマは『あなたにとって心地よいオンライン上のつながりとは』『がんになって自分自身が勘違いしていたと思うこと、周囲の勘違いや偏見を感じることはあるか』など。各回にさまざまながん種の患者3~4人が集まり、モデレーター(進行役)が提示したテーマを中心に意見を出し感想を話したそうです。
 「参加者が自身の顔を現すことなく、アバターを通じて意見を述べたり意思表示したりできることが、メタバース座談会の大きな特徴の一つ。参加者の満足度は高く、次のような感想が上がりました。
 『病気はかなりプライベートなこと。アバターを使って話せたので、安心して気持ちをさらけ出せた』『顔を出さなくてよいので、自分の疾患について率直に深い話ができてよかった』『ほかの参加者がアバターでリアクションを示してくれたので、安心して話すことができた』『アバターのキャラクターがすごくかわいいと感じた』
 これらの感想から、アバターの使用によって発言への心理的なハードルが下がったことがうかがわれ、またアバターのリアクションから互いの反応を可視化できたり、キャラクターに愛着を持てたりしたこともメタバース座談会の高い満足度につながったと推察されます」(同社)
今回の座談会レポートは後日、同社のウェブサイトで公開が予定されています。
インテージヘルスケア調査担当者のコメント>
メタバースでのインタビューは、適する年齢層など、対象者との親和性を加味する必要があります。しかし、操作は比較的容易であり、参加者のプライバシーに関する不安を軽減できるメリットは大きいと考えます。今回のメタバース座談会では、「顔を現したくない」と考える参加者から、「アバターを使うことで深い話ができる」という感想が得られており、このことはより深い分析や考察につながる可能性もあります。
テーマや体調により、また治療の過程で容姿に変化が生じた場合など、「姿を現さずに話したい」という要望に対する一つのインタビュー手法として、メタバースを用いる調査の効果を測っていきたいと考えています。
<XR CLOUDについて>
monoAI technologyは、数万人が同時に接続可能な企業向けメタバースプラットフーム「XR CLOUD」を提供しており、商談会や国際会議、会社説明会など、数多くのイベントを実施しています。独自に開発した大規模通信基盤を搭載したXR CLOUDは、顧客企業への技術提供による高い拡張性を特徴とするほか、PC/スマホ/タブレットなどの幅広いデバイスに対応しており、それぞれのニーズに合うイベントをメタバース上で開催することが可能です。
会話の内容に対して「拍手」「同意」「悩み中」などのアクションボタンを押して自分の気持ちを表現できます。今回のメタバース座談会で参加者は、事前に用意されたアバターから任意のキャラクターを選び、互いをニックネームで呼び合いました。<株式会社インテージヘルスケア>https://www.intage-healthcare.co.jp/
インテージヘルスケアは、ヘルスケア領域のマーケティングリサーチおよび医薬品開発製造販売後調査・安全性業務支援をコアビジネスと位置付けています。インテージグループのヘルスケア領域を担う各社(株式会社協和企画、株式会社インテージリアルワールド、株式会社プラメド、Plamed Korea Co., Ltd.)と一体となり、ソリューションを提供。それにより、ヘルスケア領域のあらゆる課題に対して、「医療消費者」起点のデータの価値化による最適な意思決定をサポートしていきます。
インテージヘルスケアは2019年4月、株式会社アスクレップと株式会社アンテリオが経営統合しスタートしました。
<monoAI technology株式会社>https://monoai.co.jp/
monoAI technologyは、「先進技術で、エンタメと社会の未来を創造する。」をミッションとし、通信ミドルウェア事業やXRソリューション基盤の開発、AIを用いたソフトウエア品質保証サービスの開発等で培った最先端技術を生かして、数万人規模で同時接続のできるメタバースプラットフォーム『XR CLOUD』を開発・運営しています。
◇XR CLOUD:https://xrcloud.jp/
◇メタバース相談室:https://xrcloud.jp/blog/

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