【8月11日】今週のニュース＆トピックス

2022年8月11日ニュース＆トピック

女性がん患者932人の13.1％が「多重がんの経験がある」と回答
国法群大学情報学部と女性がんオンラインコミュニティとの実態調査で判明。
女性がん患者932人の13.1％が「多重がん（転移ではない2回以上の原発がん）の経験がある」―国立大学法人群馬大学情報学部（研究代表：片山佳代子先生）と一般社団法人ピアリング（神奈川県横浜市、代表理事：上田のぶこ）が、SNS上で活動する女性がんサバイバーのピアサポートから抽出するアンメットメディカルニーズの把握とその可視化の一部として実施した『ピアリングにおける多重がん経験の実態調査』で明らかになった。
調査は、2022年5月13日～22日の10日間のWEBアンケートで、女性がんサバイバー932人から回答を得たもの。
【調査結果概要】
●2回以上原発がん（転移ではないがん）の診断を受けた経験がある　13.1%（122人）
●3回以上異なる原発がんの診断を受けた経験がある　0.9%（8人）
●「ピアリング*に登録するきっかけとなったがん」以外の「他の原発がん」に気づいたきっかけについて最も多かったのは「治療中のがんで受診時の検査」28％（34人）
●主治医から、「治療中のがん」以外の部位について、がん検診を勧められたり、気になる症状があるか問診されたりしたことはない　74％（692人）
*ピアリングは、乳がん、子宮頸がん・体がん、卵巣がんなど女性のがん当事者のためのピアサポートコミュニティ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000047087.html

調剤薬局チェーンのクオール、グループ企業の藤永製薬が新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）抗原検査キット国内製造販売承認申請
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3034/tdnet/2167191/00.pdf

健康・ヘルスケアをテーマにしたコンセプトカフェレストラン『ヘルスケアキッチンSOSH』が大阪府豊中市に8月1日オープン！
https://sosh-eatin.re-life.style/

「生きる」ことにまっすぐに向き合った愛の物語『さよならの向う側 i love you』がマイクロマガジンから発売！
■著：清水晴木／装画：いとうあつき
■定価：1,870円（本体 1,700円＋税10%）
■マイクロマガジン社：https://micromagazine.co.jp/
■問合先 release_mg@microgroup.co.jp
■詳細：https://micromagazine.co.jp/book/?book_no=1352

在宅医療
超高齢化と人口減少の進行する知多半島全域に在宅医療を提供
医療法人社団悠翔会、愛知県武豊町に新たな拠点を開設
東京・千代田区に最初の在宅医療専門クリニックを開設して以来、“患者の価値観を中心とした医療”を提唱してきた医療法人社団悠翔会（本部：東京都港区、理事長：佐々木淳）が、2022 年 8 月 1 日に愛知県・知多半島に、21拠点目となる悠翔会ホームクリニック知多武豊を開設した。
同法人は現在、首都圏に 18 拠点、鹿児島県に 1 拠点、沖縄県に１拠点の 20クリニックを展開、102 名の医師が常時約 6,700 人の患者に 24 時間体制の在宅総合診療を提唱。精神科や皮膚科などほぼ全診療科を網羅し、認知症ケア、緩和ケア、リハビリ、歯科・口腔ケア、栄養ケアを含む包括的な支援体制を構築し、これまでに 3 万人を超える患者さんの人生に伴走。昨年は約 1700 人の患者の人生の最期に臨席し、このうち約 1200 名を自宅で看取ってきた。
悠翔会ホームクリニック知多武豊は、全国平均よりも高齢化率の高い、愛知県の知多半島全域を訪問エリアとし、24時間体制の在宅医療で地域のニーズに応え、総合診療医育成の新たな拠点ともなる予定だという。
＜愛知県知多郡武豊町ホームクリニック知多武豊＞
■住所：〒470-2347 愛知県知多郡武豊町字道崎4-11 中日ビル第2 1F
■TEL：0569-84-6366
■訪問エリア：武豊町・美浜町・南知多町・半田市・常滑市・知多市・阿久比町・東浦町
■診療開始：2022年8月1日
■詳細：URL：http://www.yushoukai.jp/clinic/chitataketoyo/
＜医療法人社団悠翔会＞
医療法人社団悠翔会 (yushoukai.jp)

イベント情報
日本ポリフェノール学会、8月26日に第15回日本ポリフェノール学術集会
■会期：2022年8月26日（金）
■会場：ニッショーホール（旧ヤクルトホール：新橋駅徒歩３分）
■開催キーワード：感染予防・機能性表示食品・構造活性相関
■会頭：矢澤一良早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門部門長/
■詳細：https://sites.google.com/view/polyphenol15/
◇招待講演：ポリフェノールと感染予防シンポジウムⅠ『機能性表示食品とポリフェノール』パネルディスカッション付き）/シンポジウムⅡ『ポリフェノールの構造活性相関～PMFの多様性～』
◇一般演題：ポスター発表（＋ショートプレゼンテーション（口頭２分））･･･29演題
/ブース展示：６件
◇参加登録：8月22日（月）まで
■問い合わせ先：第15回日本ポリフェノール学会事務局　担当: 高見澤菜穂子（早稲田大学）E-mail: 15th.polyphenol@gmail.com

医療ガバナンスNEWS ▽JDDW第20回日本消化器外科学会大会市民公開講座2022「胆道がん治療の最前線」－外科・内科・がんゲノム医療・栄養
（所載：2022年8月6日　MRIC by 医療ガバナンス学会http://medg.jp）
■2022年9月2日（金）17：00～19：00　オンラインライブ配信
＜約1か月後にオンデマンド配信＞
2022年9月2日（金）17時からwebセミナー形式で「JDDW第20回日本消化器外科学会大会市民公開講座2022：胆道がん治療の最前線」を予定しております。
まとまった情報がなかなか得にくい「胆道がん」をテーマに、外科・内科・がんゲノム医療等の専門医が分野横断的に一度に解説し、患者さん・市民の皆さまの「知りたい最新情報」を提供します。
■主催：JDDW2022 第20回日本消化器外科学会大会
■会長：田邉稔（東京医科歯科大学大学院　肝胆膵外科学分野　教授）
■日時：9月2日（金）17：00～19：00　オンラインライブ配信
＜プログラム＞

開会挨拶：（東京医科歯科大学大学院肝胆膵外科学分野教授・田邉稔）
講演：『みんなが知りたい胆道がんの最新知識と外科治療』（東京医科歯科大学大学院肝胆膵外科学分野講師・赤星径一）
講演：『ここまで進んだ薬物治療～最新化学療法とゲノム医療』（東京医科歯科大学大学院がんゲノム診療科准教授・池田貞勝）
講演：『先端技術を駆使した内視鏡検査・治療』（東京医科歯科大学病院消化器内科
助教・小林正典）
講演『がんとともに生きる～QOLの維持と栄養管理』（東京医科歯科大学大学院肝
胆膵外科学分野助教・上田浩樹）
質疑応答・閉会挨拶
＜約1か月後にオンデマンド配信＞
●申込み：https://forms.gle/s2jfQhFn3egDcTui7
＊録画ビデオのオンデマンド視聴のみも受け付けて
●締切り：8月28日（日）/定員になり次第受付終了
＊開催2日前までにZOOMライブ配信のURLを送ります。
●参加費：無料
●問合せ：tandougandaisy@gmail.com