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【8月11日】今週の焦点:コロナ禍でも患者と家族が共に暮らせる住宅型ホスピス『ミアヘルサ メディケアオアシス新百合ヶ丘』

近年、末期がん患者や難病患者の増加、社会保障費の増大による病床機能の見直しにより、全国的に緩和病棟や受け入れ施設が不足し、看取り環境の改善が求められているなか、2021年9月1日に川崎市内に誕生した住宅型ホスピス『ミアヘルサ メディケアオアシス新百合ヶ丘』『有料老人ホーム』が、開設1年になりました。
運営しているのは、42の保険調剤薬局を始め在宅医療・介護、コンビニとの融合店舗をはじめ保育、食品の四つの事業展開する上場企業のミアヘルサホールディングス。この同ホスピス住宅は、2020年8月に設置した『オアシス東新小岩』ホスピス専用フロアの設置に続き、新たに在宅型有料老人ホーム(在宅型ホスピス)を開設したものです。
末期がんや難病などの疾患をもつ患者さん向けの住宅で、24時間対応の訪問看護ステーション新百合ヶ丘」も併設。提携医療機関による訪問診療に加え、24時間365日常駐している看護師や介護士=アテンダントア(寄り添う人)が、医師や薬剤師、ケアスタッフと連携し、入居者の生活をサポートする仕組み。
「ますます高まる在宅での緩和ケアや看取りに対応し、終末期の患者さん一人ひとりに寄り添ったサービスを提供することにしており、今後、看護師を中心とした“多職種チームによる緩和ケアサービス”“病院の安心感”と“自宅の快適さ”を備えた在宅型有料老人ホーム(在宅型ホスピス)を、首都圏中心に展開していく方針」だそうです。
コロナが蔓延し入院患者や入居する施設への家族の訪問はままなりませんが、患者さんと家族が共に暮らせる住宅に対する関心が高まっています。
■所在地:神奈川県川崎市麻生区白鳥1-4-1
■詳細な内容: https://www.merhalsa.jp/oasis/facility/shinyurigaoka/

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