がん患者さんと家族のためのWEBサイト

デジタルのメリットを認識しつつリアル取材を続けますのでご協力ください。

毎年のことですが、12月中旬になると年賀ハガキを購入し、まずはパソコンに収録した住所録を確認してから、賀状の文章を考えイラストを選び出し印刷して手書きの一言を添えてだしていました。

昨年1月に届いた年賀状を整理していた時に気づいたことは、「ハガキによる賀状は今年限り。次年度からはメールとします」との文章が添えられていたことです。デジタル時代となりメールによる賀状は間違いないでしょう。
 1年に1回とはいえ、日頃から交流をさせていただいている人たちすべてに賀状を送ることはできませんが、メールであれば多くの人に一瞬で届きます。宛名や文章もプリンターで印刷することもなくなり時間も手間ひまも掛からなくなるメリットはあります。

取材活動でも、確かにZoomという武器を駆使することによって取材する地に行く時間の省力化、多くの人たちを取材することができるというメリットは十二分認識してはおりますが、ただし現場優先の取材を続けて来た記者の一人としては、どうもしっくりとしません。記者としては、今年も現場を実際に訪れて見て聴き、会話を交わした臨場感も含めて記事にする、リアルによる取材を続けることにしております。どうぞ、今年も取材にご協力をいただきますようお願い致します。

さて今年もまた、皆さまにとって「もっと素晴らしい1年」でありますように…。
『週刊がん もっといい日』編集長 山本武道

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