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CNJとアストラゼネカが共催し5月21日に『卵巣がんとともに歩むオンラインセミナー』

 認定NPO法人キャンサーネットジャパン(CNJ)とアストラゼネカ共催による『卵巣がんとともに歩むオンラインセミナー』が5月21日に開催されます。患者さんが自身の病状や治療について正確な情報を得て、医療者との対話を通じて希望や不安を共有し、患者さんと医療者とのコミュニケーションが、より良いものになるよう企画されたもの。2題の講演が予定されています。詳細は次の通り。
■開催日時:2024年5月21日(火)18時30分〜19時50分
■プログラム(総合司会:町 亞聖さん)
◇講演1:『円滑なコミュニケーションのために知っておきたい卵巣がんの基本』温泉川真由さん(がん研究会有明病院 婦人科副部長 )
◇講演2:『患者力を高めるコミュニケーションのポイント』平山貴敏さん(こころサポートクリニック 心療内科・精神科・腫瘍精神科院長)
◇クロストークセッション/Q&A
温泉川真由さん/平山貴敏さん/財目かおりさん(卵巣がん経験者)/吉田ゆりさん(卵巣がん経験者)
■参加費:無料
■詳細:https://www.cancernet.jp/online240521
<認定NPO法人キャンサーネットジャパン>
https://www.cancernet.jp/
〒113-0034東京都文京区湯島1-10-2御茶ノ水K&Kビル2階
電話03-5840-6072 FAX 03-5840-6073

女性医療ネットワーク マンマチアー委員会の第162回が5月15日、『がん治療の副作用を軽減する支持療法としての漢方薬』テーマに開催
 NPO法人女性医療ネットワーク、第162回マンマチアー委員会を5月15日、『がん治療の副作用を軽減する支持療法としての漢方薬』テーマにオンラインで開催されます。講師には、東京慈恵会医科大学医学部 疼痛制御研究講座特任教授の上園保仁さんが招かれ、抗がん剤の副作用で起こる倦怠感、食欲不振、口内炎、睡眠障害、下痢、しびれ、関節痛、心の落ち込みなどに対して役立つ漢方薬の作用機序について講演します詳細は以下の通り。
 「治療の副作用に悩んでいる方、漢方薬について知りたい方、ぜひご参加ください」(マンマチアー委員会)
<概要>
■開催日時:2024年5月15日(水)18時半〜20時
■開催方法:ZOOMによるオンライン 
■テーマ:『がんの支持療法(副作用対策)としての漢方薬とは?〜がん患者の心と体の不調を改善する漢方薬を科学的アプローチで解明する』
■スピーカー:上園保仁(うえぞのやすひと)さん(東京慈恵会医科大学 医学部 疼痛制御研究講座 特任教授・東京慈恵会医科大学 痛み脳科学センター 支持療法疼痛制御研究室 特任教授)
■内容:漢方薬は、がんの治療、延命に対してエビデンスの高い報告は少ないものの、がん治療における支持療法(副作用対策)としての効果は、高いことが知られています。例えば倦怠感、食欲不振、口内炎、睡眠障害、下痢、便秘、しびれ、関節痛、心の落ち込みなどには、症状軽減に役立つ漢方薬のエビデンスが数多く出されています。
 抗がん剤などの治療で起こる副作用の軽減に役立つ漢方薬には、どのようなものがあるのか?そして、どのように効くのか(作用機序)? についてお話しいただきます。今回は上園先生の最新研究で明らかになった、がん患者の心と体の不調を改善する漢方薬『加味帰脾湯(かみきひとう)』についても、詳しくお話くださいます。

 この漢方薬は、愛情ホルモンとして有名な「オキシトシン」を介して作用しているのではないか、ということが研究を通してわかってきています。「加味帰脾湯」は、精神不安や神経症、不安症、不眠症の方に用いられる、いわゆる「気」を上げる漢方薬。その一方で、全身倦怠感や貧血など、体が弱っている方の身体症状も改善できるとされています。最近の事例では、新型コロナウイルス感染症の後遺症(体がシャッキとしない、疲労感、気分の落ち込み、不眠)への改善効果を期待して用いられています。「加味帰脾湯」が「なぜ効くのか?」について、科学的なアプローチによるお話も伺います。漢方薬に関する事前質問も受け付けています。ぜひご参加ください。
■参加費:無料
■定員:先着200名
■申し込みは、受け付け開始しています。
■申込み:https://mammacheer162.peatix.com/
申申込み締切り:5月14日(火)18時まで
*開催前日までにZOOMのURLをお送りいたします。
*このメールへの返信では、申し込みできませんのでご注意ください。後日の録画配信はありませんので、予めご承知おきください。
◇当日のZoomURLなど詳細は、前日よりお申込みいただきましたPeatixページの「イベント視聴ページ」にてご確認いただけます。当日までの各種ご案内はPeatixメール(@peatix.com)より配信されます。
◇申込み時には姓名(ニックネームではなく)での参加登録をお願いいたします。
◇今後の予定や開催方法はその都度、登録されている方はメールと、マンマチアーのFacebookなどでご案内させていただきます。
◇諸事情により急遽変更があった場合、申込み者の方にメールおよびFacebookで連絡させていただきます。

第161回 マンマチアー参加受付中!
■:開催日時2024年4月26日(金)18時半〜20時(ZOOMによるオンライン開催
■参加費:無料 
■定員:先着200名
■:テーマ:『リンパ浮腫を怖れずつきあうため基礎知識と最前線〜正しく知り早く見つけて治療する大切さ』
■スピーカー:林明辰さん(亀田総合病院/亀田京橋クリニック リンパ浮腫センター 特任センター長・渋谷サクラステージクリニック院長)
■申込みhttps://mammacheer161.peatix.com/
開催前日までにZOOMのURLをお送りいたします。
■申込み締切り:2024年4月25日(木)18時まで受付中 
お知らせ
●“チアー活動”は乳がんを体験した、していないにかかわらず、どなたでも参加できます。男性や学生さんの参加、応援も大歓迎です。
●マンマチアー(Mamma Cheer)委員会について
NPO法人女性医療ネットワーク「マンマチアー(Mamma Cheer)委員会」は、乳がんを体験し、NPO法人CNJ認定乳がん体験者コーディネーターである美容ジャーナリスト・山崎多賀子、女性医療ジャーナリスト・増田美加が主宰・企画しさまざまな活動を行っています。アドバイザーとして対馬ルリ子(対馬ルリ子女性ライフクリニック院長)、片岡明美(乳腺外科医)、2人の医師も加わっています。
●マンマチアーは無料開催にあたり、ボランティアで行っております。
●NPO法人女性医療ネットワーク:http://cnet.gr.jp/

乳がん予防医学推進協会が乳がん治療中の経済面・精神面での救助を目指し乳がん予防医学推進協会の助成事業『MOTHER’S基金』開設 

 乳がん啓発推進を行う一般社団法人乳がん予防医学推進協会(所在地:神奈川県横浜市中区、代表理事:野澤 亜樹・丸山 裕美)は、乳がん罹患者を対象に乳がん治療中の経済面・精神面での救済を目的とした助成事業『MOTHER’S基金』を開設し、全国から広く募集しています。(詳細URL: https://nyisk.com/cn16/MothersFund.html
 「母として子供を支えながら、闘病生活をされているシングルマザーの方がいました。闘病中は治療費以外のお金も多くかかり、それは保険ではまかないきれないものでした。通院費や子どもの養育費、食費など、仕事もままならぬ中、多くの項目が自己負担であり、ついには治療をあきらめるという選択をしました。生前、彼女は「自分と同じ思いをする人を減らしたい」とおっしゃっていました。当協会はその想いを引き継ぎ、乳がん患者さんの闘病中のお力になるべく、『MOTHER’S 基金』を立ち上げました」(乳がん予防医学推進協会)
<展開内容>
(1) 乳がんにかかる方は女性の9人に1人の時代
 乳がんの罹患者は年々右肩上がりで増え続け、社会的に進出している世代にとっては、経済面・社会面・精神面において大きな負担となっています。長い治療期間中には、治療費以外にも通院費・子どもの学費・ウィッグ代・薬に作用による気分の落ち込みなど思わぬことが起こり、想定外の出費が必要となることもあります。本事業は、社会的な支援制度ではカバーしきれない部分を助成し、年齢性別問わず、乳がん患者の負担軽減や心のケアを目的とします。
(2) 助成金はわずかでも心の支え
 支援金の使用用途に指定はありません。ご自身の必要なものを購入したり、通院時のタクシー代や、気分転換の旅行などの資金にしていただき、思うように使ってリフレッシュ。申請は治療中の証明と、支援金に関する簡単なアンケートを後日提出していただきます。受給者の負担や制約もありません。
<助成金受給者の募集概要>
◇支給対象者:乳がんで闘病中の方(男性も可)
◇募集人数:10名
支給額:1万円
<応募条件>
・助成後のアンケートにご協力いただける方(助成金の用途は自由)
・治療計画書、主治医の診断書、診療明細書等、乳がんで治療中であることがわかるものの写真
*選考方法は、応募者の中から当協会のMOTHER’S基金委員会で審査・選考を行います。
<スケジュール>
■応募締切り:2024年12月31日(18時締切)
■選考:2025年1月初旬
■助成金決定報告・支給:2025年1月中旬
■助成金使用等報告:2025年3月31日まで
 同協会の今後の展開については、「順次、対象者の人数を拡大し、全国の乳がん患者へ届けられるように事業を展開していきます。ご支援いただいた企業や団体、個人には、受給者からの声をまとめたレポートを送付、またホームページに寄付者として掲載します。支援者と受給者の想いを結び、全国の乳がん患者を社会全体で支えていくことを目指します」とのことです。
<一般社団法人乳がん予防医学推進協会>
◇代表者:代表理事 野澤 亜樹、丸山 裕美
◇所在地:〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町 1-101-1 クロスゲート7F
◇設立:2020年3月
◇事業内容:乳がん啓発推進(知識の普及・検診の普及などの各事業)
URL: https://www.nyisk.com

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