がん患者さんと家族のためのWEBサイト

出会った方々の名刺と顔写真をデータ化して大切に保管しています

 仕事柄、日々たくさんの方たちを取材してきました。電話取材であったり、外国から帰国直後に空港で直撃インタビューをさせていただいたり、帰宅後のタクシーに同乗し取材をしたことは再三。ただ何度もお会いしていながら、ついぞ顔と名前が一致しなかったり…。恥ずかしい限りですが、そこでどうしたらいいか、いろいろと考えた挙句、実行したことは名刺を交換した際に、カメラで名刺を撮影するとともに、相手の方にお断りをして顔写真も同時に撮影することでした。もう数10年前のことになります。

 長い期間、記者生活をしていますと名刺は貯まるばかり。整理整頓をしなければならないと思っている時に、ふと思いついたのがパソコンでデータ管理をすることでした。しかし、操作ミスで保管したデータが瞬時に消えてしまったり、アナログで育った私にとってデジタルの世界はまったくの異次元でした。

 と言いながらも、紙媒体の『月刊がん もっといい日』の休刊に伴い、デジタルにはズブの素人の私自身が、WEBサイト『週刊がん もっといい日』の編集長をしていますが、これまで多くの方々のサポートをいただいて今日に至っています。

 話を元に戻しましょう。名刺と顔写真を合体させて良かったことは、初めてお会いした方に私のことを覚えていただけるからです。もちろん、ぶしつけに「顔写真を撮らせてください」と言いながらも、「実は名刺と顔写真と撮らせて頂いて、忘れないようにすることと、そのデータを保管し必要時に検索することができるようになるからです」と話してきました。

 デジタルは、いまだに上手に使えこなせずに苦労していますが、今でこそスマホで名刺と顔写真が簡単に撮影でき保管できるようになっていますが、アナログ人間の私にとって至難の業ではありました。
 もし、どこかで取材で私と出会い名刺を交換させていただいた際に、顔の写真撮影をお願いするのは、以上のようなことが理由ですので、よろしくお願いいたします。

 さて今週もまた、皆さまにとって「もっといい日」でありますように…。
              『週刊がん もっといい日』編集長 山本武道

  

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