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笑顔で交わすリアル会話の重要性・・・

 コロナ感染の蔓延に伴い、医療機関の診療、薬剤師の服薬指導のオンライン化が目立ってきました。医療機関や薬局に行かなくても医師の診察や薬剤師の服薬指導が便利になり、薬は自宅に届く―コロナ禍によって、確かに便利になりました。そして少しずつですが、オンライン診療に応じてくれる医療機関は少しずつ増えてきて、オンライン薬局も目立ってきましたが、ヤング世代の対応は早いでしょうが、人生100年時代に向けて歩む高齢者世代は果たして、こうした状況をどのように見ているでしょうか。 

 オンライン化は、コロナ感染が発端ではありますが、長時間、医師の診察を混雑した待合室、処方箋を発行され最寄りの薬局でも、調剤を待つまでに平均15~20分が必要なくなるわけですから、医療機関と薬局・ドラッグストアのデジタル化(DX)へのスピードは早まるかもしれません。ただし世のなかのデジタル化がいくら進んでも、人と人との直接の会話が欠かせないことは言うまでもないと思ってきました。例えば薬局やドラッグストアに来店し、抱えている悩みを薬剤師に話せば即回答してくれますが、その内容といえば、人によってまちまち、千差万別です。

 私はAIの専門家ではありませんから確かなことはわかりませんが、カウンセリングロボットができたとして、店を訪れて話した一人ひとりの相談内容に果たして的確に対応してくれるのかを考えると、そこには、やはり人の介在が不可欠になると思います。

 コロナ感染予防のため展示会やセミーの開催はオンラインでしたが、近頃では同時にリアル開催も頻繁に行われるようになってきました。久しぶりに会場に行き、ダイレクトに会話を交わし取材をしたことは、アナログ派の私にとってはホッとした次第です。zoomは超便利であることは否定しませんが、やはり会話には、リアルも大切なことを痛感しました。

 デジタルかアナログかは、人それぞれ受け取り方は違うでしょうが、笑顔で交わす人と人とのコミュニケーションというアナログを失いたくないと思っています。皆さまはいかがですか?

 さて今週もまた、皆さまにとって「もっといい日」でありますように・・・。

『週刊がん もっといい日』編集長 山本武道

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