新年1回目のマンマチアー委員会(Mamma Cheer)は、興味関心が高い『がん治療前からできる治療にかかわる歯と口の中のケア』について、静岡県立静岡がんセンターの百合草健圭志先生にお話しいただきます。詳細は以下の通りです
【第158回マンマチアー】(ZOOMによるオンライン開催
■参加費:無料(申込み先着200名)
■テーマ:『あなたの暮らしとがん治療を支える口腔ケア〜治療前からできること、治療中の口のトラブル、治療後のケア』
■スピーカー:百合草健圭志(ゆりくさたかし)さん(静岡県立静岡がんセンター 歯科口腔外科)
■内容:口は食事だけでなく、会話などの日常生活のQOLにかかわる重要な器官。
がん治療中に口にトラブルが生じるとQOLが大きく低下するだけでなく、治療にも影響します。口腔内の管理や歯科的サポートは、患者の療養生活とがん治療の両者の支えになります。がん治療中には、抗がん剤や放射線の副作用で口の粘膜が荒れ、口内炎ができるなどトラブルが起こりやすく、悪化すればがんの治療自体を延期、中断せざるを得なくなる可能性もあります。
歯科・口腔外科では、がん治療中に起こる口の中のトラブルの治療や予防を行い、がん治療を続けることができるようにがん患者を支える「口腔支持療法」が行われています。全国のがん専門病院やがん診療連携拠点病院や地域の歯科医院でも、「がん患者を支える歯科」が増えてきています。
口からがん患者を支えることで、口のトラブルに悩まずに予定通りにがん治療を受けることができるようにサポートする取り組みは、徐々に広がっていて、どこの病院でがん治療を受けても、どこに住んでいても、自宅近くの歯科医院で口のチェックを行えるようにすることを目標として、全国レベルの連携体制の構築が徐々に進んでいます。
患者自身のセルフケアも重要な治療のひとつ。口腔ケア方法に関して、がん治療前からできること、がん治療中の口のトラブル、治療後のケア方法についてもお話いただきます。がんサバイバーの方の歯や口の中に関するトラブルや心配事に関する事前質問もお受けします。ぜひご参加ください。
<百合草健圭志さん略歴>
静岡県立静岡がんセンター歯科口腔外科部長。2002年北海道大学歯学部卒業、2006年、同大学院歯学研究科修了後、静岡県立静岡がんセンターにてレンジデントとしての研修を始める。大田洋二郎先生に師事したことで、がん治療中に口のトラブルで苦しむ患者さんの多さと、その患者さんを口から支える口腔管理の重要性を知る。病院だけでなく、かかりつけ歯科医院と協働して患者さんを支える、がんの医科歯科連携(病診連携)の推進にも尽力している。
■ZOOM参加申し込み方法:https://mammacheer158.peatix.com/(開催前日までにZOOMのURLをお送りします)
■参加締め切り:2024年1月16日(火)18時まで
◇後日の録画配信はありませんので、予めご承知おきください。
◇このメールへの返信では申し込みできません。
●当日のZoomURLなど詳細は、前日より申込みいただきましたPeatixページのイベント視聴ページで確認できます。
*当日までの各種案内はPeatixメール(@peatix.com)より配信されます。
●申込み時には姓名(ニックネームではなく)での参加登録をお願いいたします。
●今後の予定や開催方法はその都度、登録されている方はメールとマンマチアーのFacebookなどでご案内させていただきます。
●諸事情により、急遽変更があった場合、申し込み者の方にメールおよびFacebookにてご連絡させていただきます。
■“チアー活動”は乳がんを体験した、していないにかかわらず、どなたでも参加できます。男性や学生さんの参加、応援も大歓迎です。
●マンマチアー(Mamma Cheer)委員会
NPO法人女性医療ネットワーク「マンマチアー(Mamma Cheer)委員会」は、乳がんを体験し、NPO法人CNJ認定乳がん体験者コーディネーターである美容ジャーナリスト・山崎多賀子、女性医療ジャーナリスト・増田美加が主宰・企画しさまざまな活動を行っています。アドバイザーとして対馬ルリ子(対馬ルリ子女性ライフクリニック院長)、片岡明美(乳腺外科医)、2人の医師も加わっています。
●マンマチアーは、無料開催にあたり、ボランティアで行っております。画面越しですが、皆さんと繋がれることを楽しみにしております。
■NPO法人女性医療ネットワーク:http://cnet.gr.jp/
キャンサーネットジャパン、日本臨床栄養代謝学会が実施する『がん治療における栄養や食事に関するアンケート調査』に1月21日までの協力を呼びかけています
認定NPO法人キャンサーネットジャパン(CNJ)は、日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)が実施する『がん治療における栄養や食事に関するアンケート調査』への協力を、多くの人たちに呼びかけています。
関心のある栄養や食事について『がん患者さんのためのガイドライン(指針)』を作成していただくために役立てられるもので、「皆さんのご経験が還元される重要なデータとなりますので、お一人でも多くの方へ、ご協力いただけるよう、周囲の方々にもご案内いただけましたら幸いです」(CNJ)
一般社団法人日本臨床栄養代謝学会(https://www.jspen.or.jp/society/)からのメッセージ〜は以下の通りです。
「日本臨床栄養代謝学会では、がん治療における栄養や食事について、がん患者さん向けのガイドラインを作成する予定です。そのガイドライン作成にあたり、がん患者さんやその家族が、がん治療中の栄養や食事についてどのような問題を抱え、どのような疑問を持っているかを、調査をしたいと考えています。
そしてみなさまからいただいたお声をがん患者さん向けのガイドラインに反映することにより、同じような悩みや疑問をもちながら、がんと闘う患者さんやご家族にその情報を提供することで支えの一助となり、さらに栄養や食事の力で、より質の高いがん診療が行えるようにしていきます」
【アンケート概要】
■回答期限:〜2024年1月21日(日)まで
■対象者:がん患者さんとその家族
■方法:WEBアンケート(所要時間は5分〜10分程度)
■注意事項
・このアンケートへ回答いただくことによって、本調査に同意していただいたものといたします。
・集計結果は学会等での発表や論文となる可能性がございますが、無記名の調査であり回答者が特定されることはありません。
・アンケート回答に対する謝礼はありません。また構成などの点からすべての疑問をガイドラインに反映できない可能性がございます。
■回答先:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSftVfydY-J7K5uYWPWWYDeit9SxWwabmG_lqHCOkwJ2hZ-AIA/viewform
■問い合わせ先:info@cancernet.jp
がんサロン~キャンサーおしゃべりカフェからのお知らせ
①がん患者さんと「はたらく」を繋ぐプロジェクト✨【更新中】
がん患者さんと企業を繋ぐマッチングプレサイト。新たな求人が加わりました!がんでも新たに就職できる世の中になるよう、社会のムードを盛り上げていきたいと思っております。https://www.tsng.co.jp/job
②おしゃべりして元気に/ 電話で個別がんサロン毎週水曜日のお昼にLINE電話でお話を伺っています。
年明けは1月10からになります。ぜひ、そうぞうする会社のホームページより詳細をご覧ください。https://sites.google.com/…/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0…
<これまでのご感想>
・頭の中の病気の割合が少しずつ減っていくのを楽しみにしながら今は泣いたり考えたり沢山するしかない時期なのだと思いました。
・お話しした事で自分のこれまでの振り返りができました。水戸部さんの明るい会話のリードで自分の目標や考えがより明確になったと思います。
③1/20土 銭湯でがんサロン:開催参加者募集中です。おふろなしでも、もちろんOKです。お申し込みhttps://forms.gle/mHFVMHQ3JLLrSfdQ7
④しあわせのぼうしRinco 『だがしとぼうし クリスマス雑貨市』開催しました。足を運んでいただきました皆様、ご協力・応援してくださる皆様、本当に本当にありがとうございました!
開催記録:https://note.com/yuko_mitobe/n/n22baf3b12025
引き続き、しあわせのぼうしRincoをよろしくお願いいたします。
https://sites.google.com/view/happy-rinco/%E4%BD%9C%E5%93%81
⑤がん治療における生活の工夫について(国立がん研究センター中央病院発行)
水戸部のフェイスブックとX(旧Twitter)にて1月中旬までの予定で配信し続けております。参考になる日々の工夫が綴られたカードになっています。ぜひ、ご覧ください。サイト:https://www.ncc.go.jp/…/division/support_card/index.html
■がんサロン~キャンサーおしゃべりカフェ
https://sites.google.com/view/cancerosyabericafe/