がん患者さんと家族のためのWEBサイト

2024年1月17日開催の日本対がん協会と朝日新聞社共催のがんとの共生社会を目指すイベント『ネクストリボン2024』に、だいたひかるさん、堀ちえみさんらが登壇

 日本対がん協会と朝日新聞社による共催で、がんとの共生社会を目指すイベント『ネクストリボン2024』を2024年1月17日に開催され、シンポジウム『増える就労世代のがん、企業、社会はどう対応すべきか』とトークイベント『がんとともに生きる、寄り添う』が行われます。登壇者は、だいたひかるさん(お笑い芸人)、堀ちえみさん(歌手・タレント)、相良病院院長の大野真司さん。参加費は無料。詳細・申込みは http://t.asahi.com/wneg

開催日時:2024年1月17日(水)*2部制
■会場:浜離宮朝日ホール
■プログラム
◆第1部:シンポジウム『増える就労世代のがん、企業、社会はどう対応すべきか』
◆第2部:トークイベント『がんとともに生きる、寄り添う』
■参加費:無料
■定員:各回200名 (先着順)
■主催:日本対がん協会、朝日新聞社
■詳細・申込み:http://t.asahi.com/wneg

アストラゼネカ、胆道がん患者さんと家族のための情報サイト『教えて、胆道がん』をオープンし基礎知識から日常生活の悩みや困り事まで役立つ情報を提供
 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、堀井貴史代表取締役社長)が、胆道がんの治療に役立つ情報を提供するウェブサイト『教えて、胆道がん』 (https://www.az-oncology.jp/tandogan)を12月8日にオープンしました。
 「胆道がんは年間約2万3000人が罹患しているがんで、その5年生存率は膵がんの次に低く、治療 選択肢も長年限られていました。アストラゼネカが2023 年 2月に実施した胆道がんん患者調査では、胆道がんと診断される前から胆道または胆道がんについて知っていた患者さんは2割程度に留まり、約半数は全く知らなかった(名前も聞いたことがなかった)と回答しました。
 また、がんと診断された後に生活が大きく変化する中で、治療法やその後の経過での体の変化等を医療者に相談できているケースは半数に満たず、さらに医療者や職場へのコミュニケーションに関する悩みなども患者さんご自身の中で抱えられている方がかいことも明らかになっています。
 この状況を受け、これまでよく知られていなかった胆道がんに罹患した患者さんが、疾患や治療の理解をはじめ、治療や暮らしについてなど、さまざまな悩みに立ち向かう際に役立てていただける情報サイトを開設しました」(同社) 
 今回新たに開設された新サイトでは、胆道がんと診断された患者さんや家族の抱える疑問、悩みを4つのカテゴリ(胆道がんとは? 治療、コミュニケーション、日常生活)に分け、胆道の基礎知識から治療中の日常生活を送りやすくするヒントまで、Q&A形式で掲載。回答は、多くの胆道がん患者さんと接してきた胆道がん専門医及び、がん相談支援センターで胆道がんをはじめ、多くのがん患者さんの相談に向き合っている看護師が、それぞれの目線から答えた内容が掲載されています。
 同サイトを監修した神奈川県立がんセンター総長の古瀬純司さんは、次のように述べています。
 「胆道がんは一般の方に十分に知られている病気とはいえず、胆道がんと診断されたことで、患者さんやご家族にとって不安が大きいものと思います。最適な治療を受け、安心して生活していただくには、正確な情報を得ることが大切です。まずは本サイトにより病気の理解を深めていただければ幸いです。胆道がんでも一人ひとりの病状は異なります。是非、本サイトをご覧いただき、専門の医療従事者にもっと詳しい情報や治療方針をごこ相談いただければと思います」
 アストラゼネカでは、「“患者さんを第一に考える”を企業バリューの一つとして、患者さんを中心とした治療支援等の推進に取り組んでいます。新たな治療の提供だけでなく、治療環境の整 備、情報提供環境の整備などの活動にも注力しています。情報サイト「教えて、胆道がん」を 通じて、一人でも多くの胆道がん患者さんとそのご家族の支援に貢献できるよう、これからも 分かりやすく確かな情報発信に努めてまいります」とコメントしています。

アストラゼネカのがん患者さん向け情報サイト
 アストラゼネカでは、『教えて、胆道がん』のほかに、がん全般、肺がん、乳がん、卵巣がん、前立腺がん、慢性リンパ性白血病、肝臓がんに関する情報サイトを運営しています。それぞれのがんに向き合う患者さんやそのご家族などに診断や病気、治療などついて正しく理解していただけるよう、分かりやすい確かな情報を発信しています。サイトは以下の通りです。
◇がん全般:『がんになっても』https://www.az-oncology.jp/
◇肺がん:『肺がんとともに生きる』https://www.haigan-tomoni.jp/
◇乳がん:『乳がん.jp』https://www.nyugan.jp
◇卵巣がん:『卵巣がん.jp』https://www.ransogan.jp)
◇前立腺がん:『What’s?前立腺がん』https://www.zenritsusen.jp
◇慢性リンパ性白血病:『CLLライフ』https://www.cll-life.jp/
◇肝臓がかん:『肝臓がんと自分らしく』https://www.az-oncology.jp/kanzogan/)

認定NPO法人キャンサーネットシジャパン(CNJ)情報
●血液がんフォーラム アーカイブ動画公開
 11月18日(土)-19日(日)に開催した『血液がんフォーラム2023』のアーカイブ動画(※アーカイブ動画の公開がないセッションもあります)及びアンケートの結果と開催報告も公開しました。「当日は、視聴サイトを一般公開いたしましたが、1,341名の申し込みがあり、たくさんの方にご参加いただきました」(CNJ)
■アーカイブプログラム:https://www.bloodcancerforum.jp/programs
■アンケート結果:https://www.bloodcancerforum.jp/wp-content/uploads/2023/12/BCF2023-survey-results.pdf
■認定NPO法人キャンサーネットジャパン:https://www.cancernet.jp

●12月16日:がん体験者向けアロマテラピー講座参加申込み受付中
■開催日時:12月16日(土)13時30分〜16時
■テーマ:トリートメント
■定員:6名
■会場:キャンサーネットジャパン東京事務局
■内容:乾燥しがちなこの季節にぴったりなシアバターでつくります。ご自身で使っても、また大切な人へのクリスマスプレゼントに、手作りのシアバターのクリームはいかがでしょう。
■概要・申し込み:https://www.cancernet.jp/station/tokyo/aroma

●12月18日:血液がん 知っとかナイト〜血液がんを知る、学ぶ、集う
 血液がんについて、“知る、学ぶ、集う”をテーマに毎月1回(2023年9月〜2024年3月)、『血液がん 知っとかナイト』を開催していますが、12月18日には『知っておきたい造血幹細胞移植のこと』と題し、オンラインで行われます。
 「血液がんに関する疾患解説だけでは消化しきれない!知っとかナイトは“集う”にも重きを置いています。講演会やセミナーよりも近い距離で、学んだり、話したり、モヤモヤを解決したりしませんか?ミニレクチャーをするほか、参加者からの疑問や質問をもとに進行します。聞くだけでももちろんOK!」(CNJ)
 詳細は以下の通り。
<要項>
■開催日:12月18日(月)19時〜21時
■講師:多田雄真さん(大阪国際がんセンター血液内科診療主任)
■開催方法:zoom
■参加費:無料
◇資格参加を希望する場合は各回の申込みフォームから申し込んでください。
◇自動返信で参加用のzoomのURLをお送りします。
◇パソコンからのメールを受信できるように設定ください。
◇自動返信メールは迷惑メールに振り分けられる場合がありますので確認ください。
■お知らせ:2024年開催分も参加受付中

●第19期乳がん体験者コーディネーター(BEC)養成講座:申込みは12月18日まで
 自分が受けた治療と他の人が受けている治療はどうして違うのだろう、そう思ったことはありませんか。乳がんの治療は年々複雑化しています。自分の治療を知るため、ほかの患者さんを支援するため、乳がん医療について一度じっくり学んでみませんか。講座後期では少人数ケーススタディ・ロールプレイもあります。
■申込み:12月18日(月)まで
■詳細・申し込み:https://www.cancernet.jp/training/bec
■BEC認定者の活動内容: https://www.cancernet.jp/training/beccin-activity

九州電力グループのQTnet、情報・通信業界で初のがんリスク検査『マイシグナル・スキャン』を福利厚生としてトライアル導入
 九州電力グループ情報通信会社の株式会社QTnetは、Craifが提供する尿を使用した次世代がんリスク検査『マイシグナル・スキャン』を、福利厚生としてトライアル導入しました。この取り組みは、情報・通信業界では初の試み。
 「個人では取り組むことが難しかったがん検査も、健康診断のように福利厚生として行うことで検査率が向上すると考えています。11月には、業務スーパーを運営する佐竹食品株式会社でも、流通・小売業界で初めて、『マイシグナル・スキャン』がトライアル導入されています」(Craif) 
 Craifでは、「従業員一人ひとりが、健康に働くための取り組みの一つとして会社としてがん予防に取り組んでいただけるように、今後も『マイシグナル・スキャン』の導入企業を増やしてまいります」とコメントしています。

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