がん患者さんと家族のためのWEBサイト

アナムネが乳がんへの理解・啓発・乳がん検診推進へ経験者の症例情報共有の取り組み開始

 『すべての健康不安をなくし 、誰もが全力で「やりたいこと」に取り組み続けられる世の中をつくる』をコーポレートビジョンとして 2014年創業の株式会社アナムネ(菅原康之代表取締役CEO)は、 ピンクリボン月間に合わせ、乳がんについての理解・啓発・乳がん検診を推進するため、 乳がん経験者の症例情報を共有する取組みを開始しました。

 この取り組みは、疾患別コミュニティclila(クリラ)に症例情報共有機能を実装。乳がん経験者の症例情報を登録・共有できるようにすることで、乳がん初期患者・潜在患者における医療情報の非対称性の解消を目指すものです。

 「ピンクリボン月間に連動し、 乳がんに罹患されたことのある方の経験を、 同じ疾患・同じ病気を抱える方やそのご家族・関係者の方など一人でも多くの方へ届けたいと考えております。今回のキャンペーンでは、 症例を共有していただいた方へ抽選でAmazonギフト券5,000円を進呈いたします。同時にこのキャンペーンでは、 乳がんに関連する施設へ貢献できるよう寄付を行います」(同社)

 応募には、①clilaコミュニティへの登録②clilaコミュニティで 症例情報の投稿③投稿作成後、 Twitterにて”#clilaピンクリボン”のハッシュタグをつけて投稿④ clilaコミュニティのプロフィール画面に”Twitter ID”の情報を入力が必要。応募締切りは、2022年10月31日。なお今回のキャンペーンで、症例共有をした人数に応じ同社から乳がん啓蒙・啓発支援団体に寄付されます。詳細はキャンペーン終了後、同社のHP共有されることになっています。            キャンペーンページ:https://anamne.com/clila-pinkribbon2022/

 なお、これまで同社が公開してきた乳がんに関する正しい医療知識を提供するためのWebコンテンツは次の通り。
◇疾患情報:乳がんについて
https://search.anamne.com/columns/breast-cancer
◇乳がん発症リスクや検診ポイント【医師インタビュー】
https://search.anamne.com/columns/20191024breastcancer

◇乳がんの治療法は?術後はどう過ごす?診断されてもあわてない予備知識を(医師インタビュー) https://search.anamne.com/columns/20201008breastcancer

『おっぱい2つとってみた』著者の阿久津友紀さんが                             各地で伝える乳がん啓発講演『乳がん患者のリアル』

 乳がん患者取材をライフワークにしていたディレクターが自らも乳がんに。 自らにカメラを向け、 乳がんと生きる日々をまとめた書『おっぱい2つとってみた』の著者の阿久津友紀さん(北海道テレビ放送)が、この10月に各地で行われた乳がん啓発キャンペーンに協力し、 幅広い層の方に乳がん検診の大切さ、 乳がんを知ることの大切さを伝えました。

<主な参加イベント>
■10月2日(日)HTBまつり 
SOMPOひまわり生命presents「ピンクリボントーク」
東和薬品presents「ピンクリボントーク」                       https://youtu.be/jf8zC73SHcE
https://youtu.be/sbiAX-OaqKw
10月10日:札幌市がん対策啓発キャンペーン
◇SOMPOひまわり生命presents「ピンクリボントーク」                            ◇東和薬品presents「ピンクリボントーク」                      https://youtu.be/jf8zC73SHcE
https://youtu.be/sbiAX-OaqKw                                      「がん」について知ろう~がんサバイバーによるトークショー~
元SKE48の矢方美紀さん(乳がんサバイバー)とともに「今を大切に生きていくこと」を届けました。https://youtu.be/_oM1E4nZNlc                                      ■10月12日:クリエーション・アムール ライフスタイル総合展示会(東京)                  女性を中心に「検診の大切さ」を伝えました。                         10月15日:江別・蔦屋書店
きっかけはひとつのピンクから。 PINK RIBBON 『ピンクリボントーク』出版の思いについての話だけではなく、 乳がんに関する本をセレクトしたコーナーも展開。 さらに「ピンク色の食べ物」や「ピンク色の雑貨」も集めることで、 江別蔦屋書店がピンク色に。 さりげなく「ピンク」を手にしてほしいという思いがカタチになりました。                                ■10月16日:音更町共栄コミュニティセンター
『乳がんを知ろう!』                                    ■10月21日:第52回 がん予防道民大会in新ひだか(ひだか町)                  本年度から高校でも必修となった「がん教育」。 地元静内高校の高校生にもお聞きいただき、 「がんと生きる」ことだけではなく、 「がんと生きる人を支える」ことについてもお話ししました。https://youtu.be/hExd9v_c5fc
■10月30日(日)午後2時~
ピンクリボントーク:丸広百貨店 川越店(埼玉)  

 このほか大学での講演など合わせて10か所で、「がんになっても慌てない社会」になるようにと願いを込めて「乳がんと生きる」ことを伝えました。

<『おっぱい2つとってみた』著者の阿久津友紀さんのプロフィール>              1995年北海道テレビ放送(HTB)入社。長年、ピンクリボン活動や乳がん患者の取材を続ける。 2019年に両側乳がんをり患。取材者から乳がん当事者となった。自らにカメラを向けてドキュメンタリーを制作したほか、WEBメディアSODANE(SmartNews、yahoo!などで配信)で乳がん患者のリアルを綴り、その記事数は160本を超える。取材時から18年にわたるテレビだけにとどまらないSNS発信や啓発活動で、ギャラクシー賞報道活動部門選奨ほか評価を受ける。2022年7月より東京支社編成業務部長。 オットと2匹の保護猫と離れ単身赴任中。SODANE: https://sodane.hokkaido.jp/series/pinkribbon/index.html       

胃を切った人友の会アルファ・クラブ★                            胃がんにより胃を切った患者さんのためにクラウドファンディングに挑戦              

 40年の歴史を持つ胃を切除した人の患者会『胃を切った人 友の会アルファ・クラブ』(代表理事 青木照明医師)は、医療機関と患者さんを結び、胃を切った全ての人が胃切除後の術後障害を克服できる環境づくりを目指します。同患者会は、 胃がんにより胃を切った方々の術後障害の克服を目指し、ウェブサイトの再構築・医師と患者さんが情報交換できるチャットルームの開設・医療機関との連携強化等を図り10月12日~12月10日までの期間、クラウドファンディングに挑戦します。            クラウドハンンティング実施の背景について、同患者会では次のように述べています。                               「胃を切った人 友の会アルファ・クラブは、胃切除後の後遺症に悩む方のために1981年に設立した 胃を切除した人の患者会です。以来、 40年間にわたり、患者同志の助け合い、医師と患者の話し合いを合言葉に、医療情報や相談コーナーを掲載する会報『ALPHA CLUB』の発行や術後の生活についてのメール相談勉強会の開催などを実施し、胃切除後の術後障害を抱える方を支援してきました。直近の活動では、食品大手と協同し新しいカテゴリーの冷凍食品を開発し、『食べ方リハビリのためのお弁当(食卓の名医)』は多くの注文を受けました。
 一方、時代のIT化や今日のコロナ禍に伴い、従来の取り組みだけでは胃切除後の術後障害を抱える方に必要な情報をタイムリーに届けることができず、人知れず術後障害に悩んでいる方が多くいらっしゃいます。  そこで本会では、今後胃がんにより胃を切除された方々に必要な情報がスムーズに手が届くシステムを確立し、より多くの患者さんを支援したいと考えています」

 2004年に同会がアルファ・クラブ会員319名に実施したアンケートによると、98.5%に胃切除後何らかの後遺症の自覚症状があり(内訳:重症43.3%、軽症55.2%)、さらに回答者の約半数の方が術後の対策について充分理解できていない状況であることがわかりました。

「術後障害の症状が個々人によって異なることも相まって、 患者さんが自分自身の症状に合った予防や対策を考えることが難しい状況です。在院日数の短期化を含む医療制度の効率化が進み、胃がん治療が進歩したからこその新たな課題として、今後は胃切除後障害に関する指導の充実も非常に重要であると考えられます」と同会では分析しています。

 「設立以降40年間にわたり、 病院会員260施設余りと協働し延べ2万人近くの会員さんをサポートしてきました。今後は、 より多くの術後障害を抱える方を支援できるよう、 下記の取り組みを強化したいと考えています。
 ①オンライン上でも必要な情報が手に届きやすいよう、ウェブサイトの再構築を始めとする情報発信ツールを強化②医師、患者さん同士が情報交換できる会員専用チャットルームの開設③胃切除に関連する医療機関との連携を強化し、いつでも患者さんが相談できる環境を整備④より患者さんのニーズに合った患者会の在り方を目指し会員アンケートを実施

<クラウドハンディングの概要>                                ■目標金額:300万円
■募集時期:10月12日~12月9日
■支援金額:1口3千円/1万円/3万円/5万円/10万円
■リターン:ウェブサイトへ名前を掲載、オリジナル手ぬぐい、書籍、 食べ方リハビリのためのお弁当(食卓の名医のお弁当)2食分無料チケット、メディカルアドバイザーへの相談チケットなど(支援金額によって異なります)
■備 考:応募期間に目標金額に達成できない場合は全額返金
■支援方法:10月12日~12月9日までの間、手続きは下記のURLで。
■詳細な情報:知りたい方、支援に協力頂ける方は下記URLから確認ください。
https://readyfor.jp/projects/alphaclub

ユニ・チャーム★                                      インドネシアで初めて乳がん財団・保健省と協働し
『ピンクリボン活動』応援へ乳がん早期発見のスローガンを発表

 ユニ・チャームのインドネシア現地法人であるユニ・チャームインドネシア)は、乳がんの定期的なセルフチェックによる早期発見・治療を促す「ピンクリボン活動」を支援することを公表しました。同社によれば、乳がんのセルフチェックは、インドネシア政府が推奨しており、『ピンクリボン活動』は、ユニ・チャームと乳がん財団(YKPI)及びインドネシア政府保健省との協働によるもので、取り組みの一環としてインドネシア国内の生理用品ブランドである『Charm』の公式サイト上で、乳がんの定期的なセルフチェックに関する情報発信に加えて、乳がん財団(YKPI)の活動を支援します。

 ユニ・チャーム株式会社 執行役員PT Uni-Charm Indonesia Tbk President Director の石井裕二さんは、インドネシアにおけるピングリボン運動について次のように述べています。            「乳がんは世界及びインドネシア国内で深刻な健康問題となっており、行政機関や非政府組織と協働して取り組むことが急務となっています。この問題を解決するには、乳がんの早期発見が必要であり、多くの女性に啓発することが重要と捉えています。乳がん財団(YKPI)と保健省が定期的なセルフチェック(SADARI)を推進していることを踏まえて、生理用品のトップメーカーである当社が貢献できることはないか?と社内で検討した結果、月1回の生理後に定期的なセルフチェック(SADARI)を推奨する “AYO SADARI SETELAH MENSTRUASI”というスローガンを発表することとしました。

 今後も乳がん財団(YKPI)と協働し、定期的なセルフチェック(SADARI)を啓発する教育プログラムを通じて、インドネシア国内における乳がんの早期発見の実現に貢献し、すべての生活者に健康で幸せな暮らしを届けられるよう貢献してまいります」

★アジアがんフォーラム(ACF)★                               がん医療の未来を考えるシンポジウム『LOCAL CANCER DAY2022/TOYAMA-JAPAN-ASIA』を     11月13日にオンラインで開催

 一般社団法人アジアがんフォーラム(ACF:代表理事・河原ノリエ代表理事・東京大学東洋文化研究所特任准教授・UICC日本委員会広報委員長)は、 2022年11月13日(日)に、 がん医療の未来を考えるシンポジウム『LOCAL CANCER DAY 2022 TOYAMA-JAPAN-ASIA』をオンラインで開催します。超高齢化・人口が急減し医療制度改革・ICT化が進む大変革期のなかで、『地域でがんを生き延びる』ことをテーマに、がんに関する医療・社会課題の解決を目指し、世界・国・地域の様々な立場の方々が多数登壇し4つのセッション「国際交流」「経営者・職域での対策」「生活者の本音」「地域経営視点における医療」)を実施し、がんに関するさまざまな医療・社会課題について、多様な視点から紐解き、ともに考え解決を目指していきます。

 ちなみに登壇者は、国際対がん連合(UICC)、国際対がん連合(UICC)日本委員会、厚生労働省、経済産業省、日本対がん協会がん研究会研究所、 国立がん研究センター、コンサルティングファーム、医療ITベンチャー、富山県経済同友会、前富山市長、ロータリークラブ、自治振興会、小学校の方々などが予定されています。                                      ■イベント名:LOCAL CANCER DAY 2022 TOYAMA-JAPAN-ASIA
■開催日時:2022 年11月13日(日)10時~17時5分
■会  場:富山県砺波市庄川町「リラの木のいえ」                       ■方  法:オンラインプラットフォームでの配信
  ◇特設サイト: https://asiacancerforum.com/lcd/ (当日限定配信)
 ◇申込URL: https://localcancerday2022toyama.peatix.com/
■内 容                                      ◇Session①10時~12時『がん国際連携がもたらす未来とは?』
◇Session②13時~14時『地域社会とがん、 地域のがんは誰が支えるのか?』
◇Session③14時5分~14時45分『がんを生き延びるためにはどんな地域が望ましいのか?』
◇Session④15時30分~17時05分『がん医療を届けるためのアクセス改善の方策とは?』
■主 催:一般社団法人アジアがんフォーラム(UICC日本委員会メンバー)              ■後 援:UICC-ARO、 UICC日本委員会、 富山県、 砺波市、 南砺市、 外務省、 厚生労働省、 経済産業省(予定)
■特別協賛:MSD株式会社                                   ■協 賛:株式会社アルム、ヤンセンファーマ株式会社
■協 力:公益財団法人トヨタ財団、松村謙三顕彰会、東となみロータリークラブ、南砺ロータリークラブ、庄川峡観光協同組合、一般社団法人南砺市観光協会、庄川町商工会、日の出屋製菓産業株式会社、三楽園グループ(予定)
※日中国交正常化50周年認定事業、東方政策40周年記念事業
■参加方法:事前申込制/無料
■申込み:ローカルキャンサーデー特設サイト:https://asiacancerforum.com/1c/           ■申込締切:2022年11月12日(土)17時

富士少額短期保険、乳がん「ステージ3」まで申込める保険の提供開始

 富士少額短期保険は、 ステージ3まで申し込める女性特有の乳がんの治療中の患者向けの死亡保険『がんになっても入れるほけん』の提供を開始しました。
 この保険の詳細は、https://www.fujishotan.co.jp/ganで。

遠州信用金庫、SBI損保のがん保険取り扱い拡大

SBI損害保険と遠州信用金庫は、 2022年10月26日から 遠州信金各支店の窓口で『SBI損保のがん保険(がん治療費用総合保険)』の取り扱いを開始しました。これまで 遠州信金のWebサイトでは2020年1月から『SBI損保のがん保険』を取り扱っていましたが、 お客のニーズに幅広く応えられるよう遠州信金各支店の窓口での提案をスタートしたもの。                              『SBI損保のがん保険』は、 入院費用、手術費用、 通院費用(通院治療費はご契約ごと=5年ごとに1000万円まで)も、 かかった分を支払う実額補償のがん保険。「公的保険診療だけでなく全額自己負担となる最先端の治療まで手厚く補償しますので、 万一がんに罹患した際も、患者さまはご自身が望む最適な治療を受けることができる」という。  

1月9日、ひこね市民大学特別講座として笠井信輔講演会                     『引き算の縁と足し算の縁~がんステージ4からの生還』

 ひこね市文化プラザは、2023年1月9日に、がんステージ4から生還した笠井信輔さんの講演会を、ひこね市文化プラザエコーホールで開催します。テーマは『引き算の縁と足し算の縁~がんステージ4からの生還』。笠井さんは、2019年9月に33年間勤めたフジテレビを退社し、フリーアナウンサーとして活動開始わずか2か月後に、血液のがんである悪性リンパ腫と判明。4か月半の入院、治療の結果「完全寛解」となり、がん知識の普及など医療関連にも活動の幅を広げています。詳細はhttps://www.bunpla.jp/event/12061/ で。                            ■開催日時:2023年1月9日(月・祝)13時30分開場14時開講                      ■会  場:ひこね市文化プラザエコーホール                          ■料  金:全席指定1000円                                  ■購入方法: Webサイト→ひこね市文化プラザオンラインチケットサービスhttps://ticket.kxdfs.co.jp/bunpla-s/showList                            ◇窓口購入:彦根市ひこね市文化プラザ内 チケットセンター                   ◇電話予約:ひこね市文化プラザチケットセンターTEL0749-27-5200 (受付時間:9:00~19:00 月曜休館・月曜祝日の場合翌日休館)                                    ■主  催:ひこね市文化プラザ                                ※未就学児は入場不可                                     ※託児サービス:未就学児1人1,000円/2022年12月25日(日)までに                 ■問い合わせ:ひこね市文化プラザチケットセンター(TEL:0749-27-5200)

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