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オストメイトモデルとして活躍するエマ・大辻・ピックルスさんを『温もりインタビュー』欄で紹介しました

 世の中には、ふとしたことがきっかけで、見ず知らずの方と出会うことは少なくありません。そんな時には、どうしてもお会いしたいという強い思い入れも必要です。幸せな鳥は、なんの努力もしなければ手に入れることは至難の業といえますが、ただ偶然という2文字もあります。転がってくる幸運を、運よく手に入れることもありえるでしょう。でも大切なことは、運を天に任せるのではなく、不断から自身が幸運を呼び寄せる努力をすることでだと思い日々、活動しています。

オストメイトモデルのエマ・大辻・ピックルスさん

 さて記者としての取材活動は、それこそ出会いの連続です。ある日曜のことでした。何気なくリモコンのスイッチを入れて目に飛び込んできたのは、日本ではただ一人、オストメイトモデルとして活躍するエマ・大辻・ピックルスさんが表彰されるシーンでした。これまでオストメイトに関わる取材をなん度も経験してきましたが、オストメイとモデルとは初めて耳にする言葉でした。

 番組で受賞理由が紹介されたこともあって、私は即エマさんを取材したいと思い、いろいろなツテを頼り、やっとモデルとしてエマさんが所属する事務所に連絡がつき、同事務所の代表に取材を申し込みました。やがて事務所の代表から取材OKの回答をいただき、都内の事務所での取材が実現した次第です。

 エマさんは、日本で初のオストメイとモデルとして、さまざまな番組で紹介されていますが、その傍ら医師でもあり、さらに歌手デビューも果たし、さらに母親として子育てにも取り組む生き様は、多くのオストメイトたちにとっては、心強い存在でしょう。ではエマさんは、どのような思いでモデルとなったのでしょうか。その強い思い入れもお聞きし、そして、これからどのような活動をされていくかについてもお聞きすることができました。

 「これまで多くの方々の支援に感謝し、少しでも恩返しができれば…」と話すエマさんは、終始笑顔でインタビューに応えていただきました。その全容は、『週刊がん もっといい日』の温もりインタビュー欄で紹介しましたので、ご覧ください。

 さて今週もまた、皆さまにとって「もっといい日」でありますように…。
                『週刊がん もっといい日』編集長 山本武道

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