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4月23日、特別講演に女優 秋野暢子さん迎え無料市民公開講座『知って備えて・学んで予防 正しく知ろう食道がんの事』

食道がんサバイバーズシェアリングスと特定非営利活動法人日本食道学会が共催

4月は食道がん啓発月間。(一社)食道がんサバイバーズシェアリングスと特定非営利活動法人日本食道学会共催の無料市民公開講座『知って備えて・学んで予防 正しく知ろう食道がんの事』が、4月23日に国立がん研究センター築地キャンパス研究棟及びYouTubeによるLIVE配信(先着50名 現地会場観覧者募集)が行われます。

食道がんは生活習慣、特に飲酒・喫煙の習慣が発症の強い要因とされています。初期の段階では自覚症状が出難いがんでもあるため、本イベントを通し食道がんのことを正しく知り、検査、予防の大切さを学ぶものです。
 特別講演として、2022年6月に内視鏡検査で頚部食道がんステージ3が発覚。自身のブログでがん治療を「鬼退治」と表し、抗がん剤、放射線治療を開始。治療を終え2023年1月に芸能活動を再開した女優の秋野暢子さんの講演も予定されています。詳細は特設サイト(https://www.shokuganrings.com/ecac2023)で。

無料市民公開講座のポスター

■開催日:4月23日(日)10時〜12時30分
■会場:国立がん研究所センター築地キャンパス研究棟1F大会議室
■開催形態:現地会場及びYouTubeによるLIVE配信(先着50名 現地会場観覧者募集)
プログラム
第一部(午前の部10時〜12時30分):日本食道学会「市民公開講座」
<挨拶>土岐 祐一郎(日本食道学会理事長/大阪大学医学部附属病院病院長)
◇治療戦略:「切除可能進行食道がんの治療」山崎誠(関西医科大学医学部准教授)
・外科医の視点=坪佐恭宏(静岡県立静岡がんセンター副院長兼食道外科部長)
・腫瘍内科医の視点=對馬隆浩(静岡県立静岡がんセンター消化器内科医長)
・放射線治療医の視点=村上祐司(広島大学放射線治療科准教授)
・内視鏡医の視点=山本佳宣(兵庫県立がんセンター消化器内科部長)
◇総合討論=全員
第二部(午後の部13時〜16時30分)食道がんサバイバーズシェリアングス「食道がん啓発キャンペーン2023」(主催:食道がんサバイバーズシェアリングス)
◇挨拶:髙木健二郎(食がんリングス)
◇講演:『がん防災と両立支援』野北まどか(一般社団法人がんと働く応援団共同代表理事)
◇講演:『”リキッドバイオプシー” は食道がん治療を変えるか?』松田諭(慶應義塾大学医学部外科学 一般・消化器助教)
◇がん治療モニタリング:講演『OTS-アッセイによる食道がん治療モニタリング』西塚哲(岩手医科大学医歯薬総合研究所特任教授)
◇特別講演:笑顔で鬼退治秋野暢子(女優)
◇座談会:『アルコールと食道がん〜敢えて飲まないライフスタイルがもたらす効果』 
・司会:髙木健二郎(一社)食道がんサバイバーズシェアリングス
<パネリスト>
・特別参加:秋野暢子(女優)/浜本康夫(慶應義塾大学医学部腫瘍センター副センター長)/川田研郎(東京医科歯科大学消化管外科学分野 食道外科 光学医療診療部 副部長)
◇公開セカンドオピニオン 司会・質問読み上げ:秋山千登世
<ファシリテーター:山崎誠(関西医科大学医学部)/各専門領域医師5名(第1部講演)
共催:(一社)食道がんサバイバーズシェアリングス・食道患者会と特定非営利活動法人日本食道学会
■後援:厚生労働省/文部科学省/神奈川県/公益法人日本対がん協会/がん情報サイト『オンコロ』
■協賛:城北ヤクルト販売
■運営協力:クオラス

Mon ami、がん患者と共に生きる家族に地域の人・春スイーツ・桜が応援し3月30日に『無料お花見写真撮影会』をプレゼント!
 
14年に渡り、がん患者と共に生きる家族の相談支援を行う一般社団法人Mon amiは、大阪府八尾市の商店や寺、クリニックと協力し、がん患者と家族の最高の笑顔を写真撮影する『無料お花見写真撮影会』を、2023年3月30日に大阪府八尾市内の日蓮宗本照寺で開催します。撮影会は、新型コロナウィルス感染症のため、人の多い場所へのお出かけや楽しみを我慢してきたがん患者さんと家族に、桜がきれいに咲く寺が花見場所を提供し、商店が春のスイーツを作り、クリニックの協力を得て感染対策をしたうで行われるもの。

 「桜は、がん家族にとって特別な意味を持ちます。それは、患者に来年も頑張ろうねという願いを込めて『来年も一緒に桜をみようね』と言い励ますからです。しかし、2019年に出現した新型コロナにより自粛生活が始まりました。特に、がん患者は新型コロナに罹ると重症化しやすいため、患者だけでなく家族も新型コロナに怯えています。

 コンサートや映画を楽しむ人も増えてきた今でも、楽しみだった集まりには行かず我慢をしています。そこで、がん家族に『コロナに負けず来年も患者と共に生きようね』という希望を持ってもらえるように、地域協力者たちの優しさが詰まった無料お花見写真撮影会を行います」(主催者)

<無料お花見写真撮影会の内容>
■開催日時:2023年3月30日(木)11時~13時
■会場:日蓮宗光要山本照寺(大阪府八尾市黒谷6-74)
■待ち合わせ場所:本照寺に集合、または近鉄八尾駅へ車で迎え
■参加者:外出できるがん患者とその家族を3組
■参加費:無料
◇本照寺の桜の前で家族写真を撮影→桜の前にある東屋でお茶を一服。その後寺内の会館でゆっくり春スイーツを堪能→後日、記念写真を自宅へ送付。
■問い合わせ:一般社団法人Mon amiへメール(monami8871@outlook.jp)で

 主催者によれば、「Mon amiが活動を始めた14年前、がん家族を励まそうと思う人はいませんでした。しかし、Mon amiの酒井たえこ代表が八尾市を拠点に、がん家族の相談支援活動を行い、八尾市の商店へ協力を呼び掛けました。それは、活動のチラシの設置をお願いしたり、講演場所の提供をお願いしたりすることから始まりました。がん家族が、どんなことに困り、助けを求めているのかを伝え続けることで、自分の身近な人ががん家族だからと支援の必要性を理解してくださる方が徐々に増えてきました。今回Mon ami主催し無料お花見写真撮影会の企画を知ると、できることで協力したいと地域の人が手を挙げてくださいました」という

<代表の酒井たえこさんのプロフィール>
 がん家族セラピスト、一般社団法人Mon ami 代表理事。28歳の時に父親が食道がんと診断され、亡くなるまで5年間、働きながら看病をする。湯灌師や介護職などの仕事を経て、がん家族支援専門の一般社団法人Mon amiを設立。独自のケア方法などを活用し病院ボランティアや相談支援でがん家族セラピストとして活動中。著書『がん患者の家族を救う55のQ&A癒しのプロが体験から語る「つらさの乗り越え方」』。
 がんは、いまや共に生きる時代といわれています。家族の負担が長期化することで、看病に疲れ、孤立し、強い不安に襲われる家族の心と生活が壊れてしまわないように専門的に支えている。また、東京や各地で講演に登壇し、おだやかな語り口調で情報を伝えている。Twitter : https://mobile.twitter.com/TaeSapunapi

<一般社団法人Mon amiとは>
 2008年から大阪府八尾市でボランティア活動を始め、2020年、法人設立。がん家族の相談支援・心のケア・病院のボランティア活動に加え、がん家族セラピスト10,000人を目指し育成を行う。https://www.monami47.com/

国立がん研究センター中央病院情報
<がん患者さんのサポートと生活工夫展2023>
 がん館さんと家族が、快適に暮らすための様々なサポート・工夫・情報の紹介、暮らしに役立つセミナーや患者教室をオンラインで開催し、皆さんとともに「がん患者さんの暮らし」を考えます。
■開催期間:2023年3月7日〜4月30日
■開催内容:https://www.ncc.go.jp/html/ncch/event2023/index.html
■主催:国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院

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