がん患者さんと家族のためのWEBサイト

小児がん治療支援チャリティーライヴ、2023年2月15日にハイブリット開催

一般社団法人Empower Childrenが第4回『LIVE EMPOWER CHILDREN 2023 supported by 第一生命保険』

 エイベックス・ヘルスケアエンパワー合同会社が、社会活動をサポートしている小児がん基金一般社団法人Empower Childrenは、2023年2月15日(水)の国際小児がんデーに合わせて、4回目の音楽チャリティーライヴ『LIVE EMPOWER CHILDREN 2023 supported by 第一生命保険』の開催(リアル会場とオンライン配信=無料のハイブリッド形式)を発表しました。

 小児がんについてEmpower Childrenでは、「現在、国内で年間2,000人〜2,500人の子どもが小児がんと診断されており、小児がんは、子どもだけではなく、それを見守る親も、辛く苦しい病気です。特に、新型コロナの感染拡大により小児がんと闘っている子どもたちの闘病生活は、いつも以上に厳しい制限が強いられており、見守るご家族も大変辛く苦しい思いをされています」として、音楽チャリティーライヴ『LIVE EMPOWER CHILDREN 』を開催するもの。

 テーマは、“エンタテインメントは、子どもたちの「生きる力」をつくる”。2020年から小児がん治療支援のためのチャリティーライヴとしてスタートし、公演の利益や集まった寄付金を全額、小児がん拠点病院の一部や小児がん支援団体に寄付してきました。
 「これまで新型コロナウイルス感染症の影響によりオンライン配信での開催が続いていましたが、2023年は感染予防対策を徹底し、4年ぶりに有観客で実施予定です。また入院中のお子様や、距離の問題で会場に足を運ぶことが難しい方のために、無料オンライン配信は継続し、ハイブリッド形式で開催(出演アーティストや会場などの公演詳細は後日発表)する運びとなりました」(主催者)

 Empower Childrenは、エイベックス・ヘルスケアエンパワー合同会社とHIROTSUバイオサイエンス株式会社がサポートしている一般社団法人。小児がんの子どもたちとその家族へ、金銭的支援や社会的支援をするため小児がん基金活動に取り組んでいます。

「小児がんは子どもだけではなく見守る親も辛く苦しい病気です。高額治療を受けることができない子どもたちの費用や長期にわたる治療費の支援などを目的に、チャリティー支援を通じて小児がん基金活動を積極的に進めています。

 今後も小児がんの子どもたちとその家族への金銭的、社会的支援を募り、小児がんで苦しむ子どもたちの医療ケアの向上に寄与することを目的として様々なチャリティー活動を行ってまいります」(Empower Children)
 公式サイト:https://empower-children.jp/lec/

■CNJ MAIL NEWS Vol.212022年12月2日配信)■
大腸がん冊子『もっと知ってほしい大腸がんのこと』を3年ぶりに改訂

 大腸がんの標準的な治療や副作用などについて、患者さんやご家族が知っておきたいことを全28ページでまとめた『もっと知ってほしい大腸がんのこと』を3年ぶりに改訂されました。

<改訂版の無料ダウンロードサイト>
https://www.cancernet.jp/wp-content/uploads/2022/12/w_daicyougan20221129.pdf

<冊子の依頼>https://www.cancernet.jp/wp-content/uploads/2022/12/w_daicyougan20221129.pdf
郵送は12月12日以降対応予定。

1月21日に医療者対象にハイブリッドセミナー『もっと話そうがんと性(セクシュアリティ)のこと』

 がんの進行やがん治療に伴い影響を受ける性(セクシュアリティ)の問題に対して、医療従事者としての理解を深め、明日からの支援に役立てることを目的として、2023年1月21日(土)に、医療者対象のハイブリッドセミナー『もっと話そうがんと性(セクシュアリティ)』が開催されます。

がんの進行や治療は、性生活・ 妊娠・出産といった性機能や生殖機能に影響を与えることがあります。しかし、患者さんやパートナーからだけでなく、医療者からも話しづらいテーマの一つです。医療者としての知識と理解を深め、今日から何ができるのか、ともに考え、学んでみませんか」(主催者)
 来場者には、CNJのシリーズ冊子「もっと知ってほしいがんと性のこと」をプレゼントされます。詳細は以下の通り。
■開催日時:2023年1月21日(土)14時〜16時
■会場:東京国際フォーラム/zoom
対象者・医療者・学生(医療系含む
■プログラム

◇講演①『がん治療と性(セクシュアリティ)』渡邊知映(昭和大学保健医療学部教授)
がん治療の内容によっては、治療後の性機能や性生活へ影響を受けることがあります。どのような影響があるのかについて解説しながら、患者・パートナー・医療者がともに話し合うための取り組みについて紹介します。

◇講演②『がん手術治療と男性の勃起障害』山岸元基 (昭和大学藤が丘病院泌尿器科助教):勃起障害は男性性機能障害のひとつであり、さまざまな原因が指摘されています。骨盤にある臓器などの手術を行った後に勃起がうまくいかなくなることがあります。今回はがん手術の“副作用”による勃起障害にフォーカスを当ててお話をします。

◇大腸がん・直腸・肛門がん経験者が語る『がん」よりもつらかったこと』柿本 聡(語り合いカフェ安曇野主宰):27歳でステージ4のがんを経験し、思いもよらない宣告、そしてあまりにも理不尽な経験。15年の歳月で心の奥底にしまい込み誰にも話せなかった。やっと話せるようになったからこその悩み苦しみを本音で話をさせていただきます

子宮頸がん・子宮体がん経験者が語る『見て見ぬふりをしてきた性について私が思うこと』原 千晶婦人科がん患者会 よつばの会代表):30代で2度の子宮がんを経験し、子宮を失った事をきっかけに性交渉を持たずに10年以上過ごしてきました。手術や抗がん剤治療で体に大きな変化があった事が理由の一つですが別に必要ないかもと、パートナーの理解も得ながらここまできました。現在地での気持ちや悩み、不安などを率直にお話しします。

◇パネルディスカッション『みんなで考えよう!がん患者・パートナーへのセクシュアリティ支援』渡邊知映(昭和大学保健医療学部教授)/山岸元基(昭和大学藤が丘病院尿器科 助教)/柿本聡(語り合いカフェ安曇野主宰)/原千晶(婦人科がん患者会よつばの会代表):がん患者・パートナーへ明日からできる支援について、登壇者だけでなくご参加の皆さんと一緒に考えます。事前の質問もこちらで取り上げます。

■参加費:無料 
■参加人数:会場参加70名 オンライン参加500名
■参加申込み:https://cnj20230121.peatix.com から無料のチケットを購入
■主催:NPO法人キャンサーネットジャパン(https://www.cancernet.jp
■協力:公益財団法人日本対がん協会

アストラゼネカのがん情報サイト『がんになっても』が リニューアル

 アストラゼネカ株式会社は、がん患者さんと家族及一般の方々を対象に、がん治療に役立つ情報を発信するサイト『がんになっても』( https://www.az-oncology.jp/ )をリニューアルしました。
 「今回のリニューアルで『がんになっても』は、必要な情報をより探しやすいサイトへと生まれ変わるとともに、疾患の情報、治療や副作用だけでなく、患者さんの納得のいくがん治療をサポートすべく、お金や仕事、日常生活のヒント、他の患者さんの体験談といった幅広い情報を掲載しており、SNSを通じてご家族をはじめ、周りの人たちにも共有できるようになりました」(同社)
使いやすさのポイント>
 すでに何を知りたいのかが分かっている方だけでなく、何から調べて良いかわからない方でも、必要な情報にきちんとたどり着けるよう、2つの検索方法でより簡単に見つけられるようになりました。
◇状況から探す:あなたの治療段階に合わせて知っておいた方がいい情報がわかります。
◇知りたいことから探す9つのカテゴリーから気になるものを選び、知りたい情報へスムーズにアクセスできます。
情報コンテンツ>
 がん治療に役立つ情報をお届けするサイト「がんになっても」は、5つの項目から構成されています。治療や医療制度、食事指導に関するコンテンツは、専門家の監修のもとで作成し掲載しています。
① がんの治療:がん治療の流れ、副作用の医療従事者への伝え方、セカンドオピニオンの活用術などについてお伝えします。
② 仕事と治療費:がん治療と仕事の両立を考える上で押さえておきたいこと、がんの治療費をサポートしてくれる制度やその活用のポイントについてわかりやすく紹介します。
③ 日常生活のヒント:食事のお悩み別簡単レシピ、コンビニ食材の活用や外食メニューの選び方、掃除の工夫など、日常生活のちょっとしたヒントを楽しく紹介します。
④ みなさまの体験談:患者さんやご家族から寄せられたさまざまながんの体験談を350件以上掲載しています。
⑤ がんの種類別情報:がん種ごとに、それぞれのがんの特徴や治療方法などについて紹介します(アストラゼネカが運営する肺がん、乳がん、卵巣がん、前立腺がん、慢性リンパ性白血病の個別サイトへリンクしています)。
 「患者さんを第一に考える」を企業バリューのひとつとして、患者さんを中心とした治療支援等の推進に取り組んでいます。情報サイト「がんになっても」を通じて、患者さんの納得したがん治療とその方らしい生活をサポートすべく、これからも分かりやすく確かな情報発信に努めてまいります」(アストラゼネカ)

アストラゼネカのがん患者さん向け情報サイト>

 アストラゼネカでは、『がんになっても』に加えて、肺がん、乳がん、卵巣がん、前立腺がん、慢性リンパ性白血病に関する情報サイトを運営し、それぞれのがんに向き合う患者さんやその家族などに診断や病気、治療などついて正しく理解していただけるよう、分かりやすい確かな情報を発信しています。それぞれのサイトは以下の通り。

◇肺がん(「肺がんとともにいきる」 https://www.haigan-tomoni.jp )

◇乳がん(「乳がん.jp」 https://www.nyugan.jp )

◇卵巣がん(「卵巣がん.jp」 https://www.ransogan.jp )

◇前立腺がん(「What’s 前立腺がん」 https://www.zenritsusen.jp )

◇慢性リンパ性白血病(「CLLライフ」 https://www.cll-life.jp/ )
オンコロジー領域についてアストラゼネカのコメント
 「アストラゼネカは、あらゆる種類のがんに対して治療法を提供するという高い目標を掲げ、がんとその発見にいたるまでの複雑さを科学に基づいて理解し、患者さんの人生を変革する医薬品の開発および提供を通じて、オンコロジー領域の変革をけん引し、治療困難ながん種に注力しています。

 当社は持続的なイノベーションにより、医療活動および患者さんの医療経験を一変させる可能性のある、製薬業界でもっとも多様なポートフォリオと開発パイプラインを構築しています。がん治療のパラダイムを再定義し、将来的にはがんによる死亡をなくすことをビジョンに掲げています」

がん終末期、指定難病その他医療依存度の高い方への医療支援・ホスピス型住宅が誕生
メディホスが敷金・家賃無料のキャンペーン実施中!

 東京、 神奈川、 静岡、 山梨にて施設事業、 訪問看護事業、 訪問介護事業を展開している株式会社メディホスが、 2022年10月1日に山梨県南アルプス市にサービス付き高齢者向け住宅「メディホス南アルプス」をオープンしました。 がん終末期、 指定難病その他医療依存度の高い方への医療支援・ホスピス型住宅です。 同社では現在、 オープニングキャンペーンを行っており、 2023年7月末まで敷金・家賃が無料とのことです。 
 キャンペーン詳細は、 https://medihos-minamialps.jp/campaign/参照。
 「メディホス南アルプスは、居室数21室・全室個室の施設で(トイレ 洗面所 独立)地域の医療機関や介護事業所などとも連携し24時間365日対応。施設内に訪問看護事業所と訪問介護事業所を併設するなど、利用者一人ひとりの思いや家族様支え、安心してその人らしい生活を送ることができるよう医療・看護・介護を提供しています」(メディホス)

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