二人に一人が、がんに罹患する時代。がん検診の重要性が指摘され、近年、がんの早期発見・早期治療へ自宅で手軽にできる便や尿によるがんのリスク検査キットがクローズ・アップされるなか、がんのリスク検査キットを普及するCraif社が、先ごろがん啓発イベントを開催しました。
がん啓発イベントは、Jリーグに加盟する名古屋グランパスと同社のヘルスケアパートナー契約締結を記念し豊田スタジアムで行われたもの。ゲストに同チームのサポートソングを9年間担当するQaijff (クアイフ)の森彩乃さんとパートナーの内田旭彦さんが招かれトークショーが行われ、Craif社最高執行責任者COOで薬学博士の水沼未雅さんを進行役に、がん体験者の森さんが『乳がんになって気づいたこと』について語り、パートナーの内田さんを交えて進められました。
昨年、医師から「乳がん」と診断されたことを公表した森さんは、筋トレの最中に胸にしこりのあることに気づいたのが、乳がんを発見するきっかけとなったそうです。
がんになる前と後の意識の変化、がん検診率が40%程度であること、なぜ検診率が向上しないのかその理由、検診率をアップさせるためには? 自宅で手軽に受けられる尿によるがん検査のこと等々、トークショーがまとめられ公開されました。以下からお読みください。
がん予防には、がんにかからないようにする一次予防、早期発見・早期治療の二次予防、そして転移や再発をしないようにするための三次予防がありますが、中でも早期発見は言うまでもありませんが重要です。日頃から、“転ばぬ先の杖”の意識を持ちましょう。
さて今週もまた、皆さまにとって「もっといい日」でありますように…。
『週刊がん もっといい日』編集長 山本武道