“平成の一休さん”との出逢いは、雑誌『月刊がん もっといい日」の休刊後、多くの患者さんとご家族の願いもあってWEB『週刊がん もっといい日』を立ち上げて間もなくでした。あるセミナーに登壇された、当時、東京慈恵会医科大学附属に勤務されていた医師が講演されたPEGを活用した栄養療法のお話をお聞きしたことが発端です。
PEGの存在を知って、即同医師に取材を申し込み、その後、患者さんのご紹介をお願いしお会いしたのが、東京在住の“平成の一休さん”こと西宮春雄さんでした。
西宮さんからお聞きした、平成7 年(1995年)から始まったがんとの闘病は壮絶なものでした。そこで一休さんに、「ぜひ、体験された闘病記をご紹介させてほしい」とお願いし『週刊がん もっといい日』で、想像を絶するほどの激痛や苦しみの連続に耐えた実録を20回にわたりご紹介させていただきました。
“平成の一休さん”は大阪在住で、今もなおご元気で、死の淵から蘇った自らの闘病記を語り、たくさんの患者さんや家族の悩みに応える日々だそうです。コロナ禍が終息したら再会し、この連載の続きを取材してご紹介しましょう。連載は、ここをクリックしてください。
『週刊がん もっといい日』編集長 山本武道