広島市のがん専門医が、がん患者と地域をつなぐ記念日とし地域の中で支え合うことを社会に発信するために、4月25日を『ターコイズ地域がんデー』(https://ujina-family-clinic.com/ターコイズ地域がんデー/901/と制定し、この取り組みが一般社団法人日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)に登録され、当日の午前7時30分に公式ホームページで公開されます。

『ターコイズ地域がんデー』を制定したのは、うじな家庭医療クリニック(https://ujina-family-clinic.com/)医院長の瀬尾卓司医師。がんを患った同級生との出来事をきっかけに専門医の道へ進み、クリニックの開設時に日本では数少ない『がん専門外来』を設置。医療だけでなく地域での支えの重要性に着目し、地域活動との連携を模索する瀬尾医師が制定した記念日は、“広く伝える”“育成する”“ボランティア活動”の三つの支えを行うものです。
この日は、広島市内の広島国際会議場ダリア1を会場に市民向けの『25がんサバイバー講演』とともに行われる『ターコイズ地域がんデー』の記念日登録証の授与式では、うじな家庭医療クリニックと一般社団法人Mon amiに授与されるなど、ターコイズカラーを身につけた参加者とともに、“地域で支え合う社会のはじまり”を象徴する場となる見込みです。
「クリニックに、がんサバイバー外来を設け、患者さんにとって敷居の低い相談場所を作ろうとしています。『ターコイズ地域がんデー』記念日もそうですが、がん患者さんが安心して治療にあたれることと、予防などでがん自体を減らせるよう頑張り続けます」(瀬尾医師)
『ターコイズ地域がんデー』が制定された背景について、運営窓口で広報を担当する酒井たえこさん(一般社団法人Mon ami代表理事)は次の通り述べています。
「がんは医療の進歩により、治療しながら生きる病となってきましたが、がん患者が地域でどう暮らし続けるかという課題は、今も個人や家族に委ねられている現状があります。この課題を社会に発信する取り組みとして、4月25日には広島市内で、がん専門医・当事者・救急隊員などが登壇する市民向け講演を開催し、その中でアットホームな記念日登録証も行われます。

日本では年間およそ 100万人が新たにがんと診断、5年生存率:約 60〜70%となり、がんと共に生きる時代になっています。治療を続けながら生活する人が増える一方で、地域で安心して暮らし続けるための支えや、つながりは十分とは言えず、個人の努力に委ねられているのが現状です。
体調の波と付き合いながら働くこと、家族に気を遣わせてしまうこと、周囲にどう伝えるか迷うことといった悩みは、決して特別なものではありません。本人だけでなく、家族も周囲の人も見えにくい形で影響を受けています」
瀬尾医師は、日々の診療の中でこうした声に触れ、地域の中で、医療者、家族、ボランティア、近所の人の垣根を越えて自然に支え合える関係づくりの必要性を感じ、この取り組みを立ち上げたそうです。
4月25日を記念日としたきっかけについて酒井さんは、「笑顔で参加しやすい日を考えていたところ、ニコニコの語呂合わせでこの日になりました」と話すとともに、活動の現状とこれからについて、『週刊がん もっといい日』編集部に次のようにコメントを寄せてくれました。
「がんは、患者・家族・医療者・行政・ボランティアのチームで共に向き合う時代です。私はその中でも“がん家族”を支援させていただいていますが、支援の壁は厚く難しいのが現状です。しかし、『ターコイズ地域がんデー』のように、近所の人や友人も入って、それぞれがもつ優しい気持ちを示すことのできる記念日は、これからのがんをとりまく環境に必要な取り組みだと思っています。気軽に4/25SNSでターコイズリボンやカラーを投稿していただけると嬉しいです」

『ターコイズ地域がんデー』を運営する、うじな家庭医療クリニックでは、「ターコイズ地域がんデーのシンボルカラーは、医療を表す青と地域や暮らしを表す緑を繋ぐ色のターコイズ。4月25日には、ターコイズカラーのアイテムを身につけ、写真をSNSで発信することによって、“がん患者を地域で支える”という意思を共有する日とします。
がんと向き合う人、その家族、地域に暮らす人々が、それぞれの立場で関わりを持ち、少しだけやさしい気持ちで繋がる1日として、このターコイズリボンを毎年全国に広げていきたい」と、“がん患者を地域で支える”活動への参加を呼びかけています。
照会先は、運営窓口・広報担当の酒井たえこさん(一般社団法人 Mon ami代表理事)へ。
🔹Mon amiのURL https://www.monami47.com/
🔹Mon ami提供・著作:短編映画「がん家族」(公式サイト https://eigagankazoku.jimdofree.com/)