相変わらず死因のトップに挙げられるがん。早期発見・早期治療の必要性が指摘される中、医療の中心を”治療“から”予防・早期発見“へ、尿や唾液によるがん検査『マイシグナル』を普及するCraif社が配信するニュースレターに、28歳でステージ4の腎臓がんを宣告されながらも、同社で経営企画に携わる佐野翔一朗さんが、なぜ人生をかけて普及に挑戦し続けているのか。患者として、そして経営を支えるプロとしての視点から綴った紹介記事が掲載されました。

「がんが進行してしまうと、今の医療ではどうしても救えない命がある」―佐野さんは、ステージ4の腎臓がんと向き合いながら、「マイシグナルを社会に届けることが、がん当事者でもある自分の使命」として、自身の思いを次のように紹介しています。
「私は現在、社員としてマイシグナルを社会に届ける活動をしていますが、同時にステージ4の腎臓がんと共存しながら生きるサバイバーでもあります。がんに罹ってから、どこかで他人事のように捉えていた命というテーマが、急に自分の人生の中心になりました。 そして、ただ生きるのではなく、誰かの命を救うために生きることが、私の新たな目標になりました。なぜ私がこの事業に、本気で向き合っているのかを、少しだけお伝えさせてください」
(1)28歳、順風満帆な人生に訪れた突然の宣告
(2)命を救う技術を社会に届ける側
(3)がんの早期発見技術を「社会インフラにしたい」
(4)マイシグナルをご利用いただいた皆様へ
全文はhttps://misignal.jp/article/misignal-mission?utm_source=Klaviyo&utm_medium=campaign&utm_campaign=209_CS_Newsletter_SanoInterview%282%29_20260111&utm_id=01KEN962VGP0V5DFH2FZQ3WGSM&_kx=lvmLw6B5UsMJIOqOK61Dthw090R6cfpaG3-RRSrSWcyNb1e8aed3QYvW5BNEJ2_3.Rwwixhで。
<佐野さんのプロフィール>
名古屋大学卒業後、サントリーに入社し、サプライチェーン領域や経営管理・ファイナンスの業務に従事。海外駐在中にステージ4の腎臓がんが発覚。治療を経て、「早期発見の重要性」と「命に関わる技術を社会へ届ける意義」
を強烈に認識し、Craif株式会社に参画。現在は経営企画・PRとして、事業推進・外部連携・社会実装の仕組みづくりを幅広く担い、マイシグナルを社会インフラへと育てるべく挑戦を続けている。
患者と共に生きる がんサバイバー・クラブのイベント情報
がんサバイバー・クラブ(https://www.gsclub.jp/gsc)とは、全国700万人のサバイバーが ”希望と共に生きる”ことのできる社会をつくることを使命とする、公益財団法人日本対がん協会の事業で、サバイバーが中心となり運営しています。
同クラブは、3つのテーマとして①知りたい、②がん患者の治りたい、③普通の生活がしたいに寄り添い、④患者や大切な人の支えたいをサポートすることを掲げています。
ウェブサイトでは患者会、イベント、がん関連ニュースなどの情報や、サバイバーのストーリーなどを提供し、一方で患者支援セミナーや相談など実際に触れ合うことのできる活動も行っています。1月に開催予定のセミナーは、https://www.gsclub.jp/event-listを参照ください。
◾1月13日:『がんを患った方や家族のためのくつろぎカフェ』(https://minato-hpccsc.jp/event/20260113/)主催・ういケアみなと(港区立がん在宅緩和ケア支援センター
◾1月14日:オンラインおさいふリング第1回講義『がん罹患前後に知っておきたいこと〜治療とお金編+ディスカッション』(https://hospital.luke.ac.jp/guide/cancer/pdf/syurouring2025.pdf)主催・聖路加国際病院 相談支援センター がん相談支援室/『食事や栄養の話』(https://maggiestokyo.org/イベント/現地開催「食事や栄養のお話」-3?instance_id=20202)
◾1月15日:オンライン『働く人のためのアピアランス(外見)ケア講座』(https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/appearance/online/hataraku/index.html)主催・国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター
◾1月16日:オンライン『第23回血液がん知っとかナイト〜多発性骨髄腫』(https://www.bloodcancerforum.jp/night/20260116)主催・認定NPO法人キャンサーネットジャパン/『がん制度ドッグ=高額療養費の現状とこれから』(https://www.gankura.org/event/)主催・NPO法人がんと暮らしを考える会
◾1月17日:『第3回東京都・がん生殖医療連携ネットワークセミナー第3部市民公開講座〜ともに考えよう がん治療と妊娠』(https://hospital.luke.ac.jp/topinformation/news/seminar_20260117.html)主催・聖路加国際病院
◾1月20日:オンライン『東京科学大学病院〜がん患者さんとご家族のためのおしゃべりサロン』(https://www.tmd.ac.jp/med/canc/consult/canc-salon.html)主催・東京科学大学病院 がん相談支援センター◾1月23日:オンライン『希少がんMeet The Expert 第70回神経肉腫治療のこれまでとこれから』(https://www.ncc.go.jp/jp/rcc/event/20220808/0203/index.html)主催・国立がん研究センター 希少がんセンター・希少がん中央機関/オンライン『第5回大腸がんセミナー&患者交流会』(https://www.cancernet.jp/online260123)主催・認定NPO法人キャンサーネットジャパン
がんサバイバー・クラブが提供する連載
◾クリコの「今日をささえる」レシピ/第10回 春菊のポタージュ
食事に悩んだ時も、ホッとできる“おいしい”を感じてもらえるレシピを紹介しました。作る人にも優しい工夫を詰め込みました。ぜひお試しください。https://www.gsclub.jp/tips/23697
◾第90回 体力に自信なし……でもキャンプに行きたい!/木口マリの「がんのココロ」https://www.gsclub.jp/tips/23718
◾村本 高史の「がんを越え、”働く”を見つめる」第26回 日々のとらえ方⑤~「立ち止まる」https://www.gsclub.jp/tips/23667
◾みんなのがん手帳:がんサバイバーのための「食」との付きあい方に焦点を当てて紹介https://www.gsclub.jp/stories
関西医科大学が1月17日、消化管外科医師を講師に招き市民公開講座
学校法人関西医科大学が1月17日、二人の消化管外科医師を講師に招き最先端の医療情報を提供する市民公開講座を開催します。テーマは、『飲酒は百薬の長?お酒とがんの知られざる関係』と『大腸がんの予防と治療っていまはどうなっているの?〜最新のロボット手術から切らない治療法まですべて解説します』。受講料と申込みは不要。講座の概要は次の通り。
◾開催日時:2026年1月17日(土)13:00〜15:00
◾開催場所:関西医科大学附属病院13F講堂(枚方市新町)じょぶ
◾内容:講演一部(約40分)『飲酒は百薬の長?お酒とがんの知られざる関係』山﨑 誠(上部消化管外科教授)/講演2部(約40分)『大医療情報を提供する腸がんの予防と治療っていまはどうなっているの?〜最新のロボット手術から切らない治療法まですべて解説します』渡邉 純(下部消化管外科教授)
医療法人医誠会が1月22日、がん患者会さくらサロンで学ぶ人生会議
医療法人医誠会は2026年1月22日、医療スタッフ同席のがん患者会さくらサロンで学ぶ講座『自分らしく生きるために人生会議はじめてみませんか』を開催します。講師は、医療法人医誠会 医誠会国際総合病院看護部の山口磨紀さん(緩和ケア認定看護師)。
講座は、がん患者さんやその家族、地域の皆さんを対象に、人生の最終段階に備えた医療やケアの考え方を共有することを目的としており、講座終了後には、参加者同士が自由に思いを語り合える交流会も予定されています。参加費は無料。
医誠会国際総合病院では、がん患者さんや家族が継続して支援を受けられる環境づくりを重視し、講座と交流会は、その一環として、地域の皆さんと医療をつなぐ取り組みとして行われるものです。
「医療の進歩により、がんは治療と生活を両立しながら向き合う疾患となっています。一方で、治療の選択や療養の場、もしものときに望む医療やケアについて、事前に考える機会は十分とはいえません。人生会議は、自身が大切にしている価値観や望む治療、ケアについて考え、信頼できる人と共有する取り組みで、患者さん本人だけでなく家族や医療者にとっても大きな意味を持ちます。
医療機関が継続的に、こうした学びの場を提供することは、地域医療における支援体制の一つとして重要な役割を担います。講師は医誠会国際総合病院の緩和ケア認定看護師が務め、医療の現場での経験を踏まえて分かりやすく伝えます」(主催者)
講師は、医療法人医誠会 医誠会国際総合病院看護部の山口磨紀さん(緩和ケア認定看護師)。講座終了後には、参加者同士が自由に話し合い、思いや経験を共有することで、孤立感の軽減や気持ちの整理につながる場として、がん患者会さくらサロン交流会が開催されます。
■開催日程:2026年1月22日(木)14:00~14:30(14:40より交流会)
■会場:i-Mall(医誠会国際総合病院)SOUTH WING ISEIKAI lounge さくらテラス2階サロン アクセス https://www.mirai-process.org/event_venue.html#map
■テーマ:『自分らしく生きるために~人生会議はじめてみませんか』
■講師:医誠会国際総合病院看護部 山口磨紀(緩和ケア認定看護師)
■内容:人生会議とは、もしものときのために、自らが望む医療やケアを受けるために大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むかを自分自身で考え、周囲の信頼できる人たちと繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。今回は、なぜ人生会議が必要なのか、どう進めていけばよいのかをお伝えしたいと思います。この機会に人生会議をはじめてみませんか?
■参加費:無料
■事前申込み予約:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc86s4cOYkFBUirZJnc4TNwk_jBaolcE7SBPG3kUsAqHzOww/viewform
医療法人医誠会、1月5日から現役外科医が解説する
胃がん早期発見の重要性から手術までの医療講座の動画公開
医療法人医誠会は2025年12月16日に、うめきた温泉 蓮 Wellbeing Parkで開催した講座『胃カメラ検査で早期発見を!胃がんの診断から治療・その後の生活まで』の録画を、1月5日から公開しました。
同講座では、胃がんの診断から治療、術後の生活までを幅広く扱い、現役外科医が診療現場の視点を交えて解説しました。また、講座後には健康啓発を目的に無料の胃のABC検査を実施したものです。胃がん早期発見の重要性と講座開催の背景について、医誠会からののメッセージは次の通り。
「胃がんは特有の症状が乏しく、進行するまで自覚しにくい疾患として知られています。そのため、定期的な胃カメラ検査による早期発見が大切です。今回の講座は、胃がんについて正しく理解し、胃がんの診断から治療、術後の生活までの流れを、日々の診療経験を踏まえて解説しました。胃がんに対する不安を少しでも軽減できるよう、実際の診療現場で外科医が患者に伝えている内容を分かりやすくお伝えした構成」としています。
<目次>
(1)胃がん告知 ⇨進行度(ステージ)
(2)診断治療方針の決定
(3)手術のお話
(4)術後後遺症について
(5)まとめ
講座後には、無料の胃のABC検査(採血)が実施されました。これは、ピロリ菌の感染有無と胃粘膜の萎縮度を組み合わせて胃がんリスクを評価する検査で、「自身の胃の状態を知っていただく機会となり、こうした取り組みを通じ胃がんの早期発見につながる行動を促し、地域の皆さんの健康支援を進めていく」(医誠会)という。