NPO法人がん患者団体支援機構は、10月29日に都内文京区の東京医科歯科大学で第19回がん患者大集会をハイブリッド開催します。テーマは『ピアサポート活動のこれから』。
「2005年以来、毎年、がん患者大集会を開催し日本のがん医療への提言を続けてまいりました。第1回大集会は大阪HNKホールで開催され、翌年2006年6月のがん対策基本法制定に大きな役割を果たし、2016年12月にはがん対策基本法改正案も制定されました。その後も毎年のがん患者大集会を通して厚生労働省、日本医師会へアピール文(要望書)として提出し、がん患者の思いを届けてきましたが、今年の第19回は、『ピアサポート活動のこれから』をテーマに掲げて開催いたします。
NPO法人がん患者団体支援機構では長年、ピアサポーター養成講座を開催し、たくさんのピアサポーターを養成しています。この間、東京都の3か所の病院(武蔵野日赤病院、東京医科歯科大学病院、駒込病院)、横浜市大附属病院、世田谷区保健センターでピアサポート活動を実施してきました。今回、講演とシンポジウムを通してピアサポートの重要性を改めて認識しピアサポート活動を全国に広めたいと思っています」(がん患者団体支援機構)
■開催日時:2023年10月29日(日)13時〜16時30分
■会場:東京医科歯科大学鈴木章夫記念講堂
■テーマ:『ピアサポート活動のこれから』
■開催方法:ハイブリッド形式
■対象者:かん患者・体験者・家族・医療・福祉関係者・支援者・がん医療に関心のある方
■参加費:無料
■内容
<第1部:講演>
◇『日本におけるピアサポートの現状』佐々木治一郎さん(北里大学医学部新世紀医療開発センター教授)/『素晴らしいピアサポーター達と共に歩む』坂下千瑞子さん(東京医科歯科大学血液内科特任助教)/『ピアサポーターの活動紹介など』山田陽子さん(NPO法人がん患者団体支援機構事務局長)/『AYAがんをきっかけにキャリアチェンジ』古塚千紗さん(NPO法人がん患者団体支援機構ピアサポーター)
<第2部:シンポジウム『ピアサポート活動のこれから』
◇コーディネーター:坂下千瑞子さん
◇シンポジスト:佐々木治一郎さん、坂下千瑞子さん、山田陽子さん、西巻佳子看護師
<第3部:閉会式>
アピール文(厚生労働省、日本医師会、患者家族へ提出)
■会場参加申込方法
◇グーグルフォーム:https://forms.gle/iifL7WUreM13EhE16
◇メール:canps.tokyo2005@gmail.com
◇FAX:0848−24−2423
◇郵送:〒722-0022 広島県尾道市栗原町5901−1濱中皮ふクリニック内 がん患者団体支援機構事務局
■主催:NPO法人がん患者団体支援機構・第19回がん患者大集会実行委員会
■共催:東京医科歯科大学病院
■後援:厚生労働省、(公社)日本医師会、(公社)日本看護協会、(公社)日本薬剤師会、(一社)日本臨床衛生検査技師会、(一社)日本癌学会、(一社)日本癌治療学会、(一社)日本血液学会、(一社)日本サイコオンコロジー学会、日本製薬工業協会、(公財)日本対がん協会、(一社)日本医療機器産業連合会、日本死の臨床研究会、(一社)共同通信社、NPO法人日本ホスピス・在宅ケア研究会、(公社)日本臨床腫瘍学会、NPO 法人楽患ねっと、NPO法人地域チーム医療推進協議会、(公財)正力厚生会、(社福)NHK厚生文化事業団、(公社)日本臨床細胞学会細胞検査士会、NP0法人日本緩和医療学会、朝日新聞社、日本経済新聞社、(一社)日本作業療法士協会
■照会先:NPO法人がん患者団体支援機構 事務局 理事長 浜中和子
◇東京事務局:〒158-0091 東京都世田谷区下馬5-28-7
TEL:03-5787-6411 FAX:03-5787-6420 Mail:info@canps.jp
◇尾道事務局:〒722-0022 広島県尾道市栗原町5901-1 浜中皮ふ科クリニック内
<From 『週刊がん もっといい日』山本武道>
19回目のがん患者大集会には、何回か取材にお邪魔したことがあります。毎回、講演やシンポジウムが行われ、多くの方々が参加し交流する、とても暖かいイベントです。講演やシンポジウムが行われ、多くの方々が交流されています。私も、久々に大集会に参加して取材をさせていただきます。
私の両親は、がんで亡くなりました。父は病院のベッド、母は自宅でそれぞれ終焉を迎えましたが、私自身は病院と自宅、どちらで終焉を迎えるのが良いかわかりません。が、医師、看護師、薬剤師など多くの医療関係者の方々のご支援をいただき感謝しております。これからも様々な方との出会いを大切に、『週刊がん もっといい日』の運営を続けてゆきますので、ご支援ください。
では、理事長の浜中さんをはじめ皆様と会場でお会いできることを楽しみにしております。